初めての台湾旅行。「おすすめの時期はいつ?」「結局どこを周ればいい?」「何を持っていけば安心なの?」と迷う方も多いでしょう。
台湾は日本から近く、比較的手軽に訪れることができる海外旅行先。
台北101や九份といった定番スポット、夜市の屋台グルメなど、楽しみ方は尽きません。
- 初めて台湾旅行に行く!行きたい!
- 行くなら定番観光スポットを網羅したい!
- 旅行初心者で台湾旅行に必要な物を知りたい
- 台湾旅行におすすめの季節が知りたい
- 台湾に興味がある
この記事では台湾旅行初心者の方に向けて、おすすめの季節や旅行前に知っておくべき情報、4泊5日の観光モデルコースを詳しくご紹介します。
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台湾旅行の準備
- おすすめの季節と注意点は?
- 飛行機を予約
- おすすめの宿泊エリアは?
- 必要な物の確認
- 台湾旅行に役立つ持ち物リスト
- 空港からホテルまでのアクセス方法を確認
おすすめの季節と注意点は?
- 春(3〜5月)
比較的過ごしやすいが、突然の雨が多い。薄手の羽織ものがあると便利。 - 夏(6〜9月)
高温多湿で台風のシーズン。熱中症対策に水分補給必須。観光は午前・夕方中心がおすすめ。 - 秋(10〜11月)
気候が安定し旅行に最適。九份や十分観光もこの季節がベスト。 - 冬(12〜2月)
日本ほど寒くないが、湿度が高いため体感的に冷える。
台湾は一年中高温多湿で、日本よりも暖かいです。どの季節でも楽しめますが、過ごしやすい季節は春か秋です。

特に旧正月の時期(2-3月頃)には、台湾最大級のランタンフェステバルが開催されるのでおすすめです。毎年日時と開催地が変わりますが、約15日間連続で開催されるお祭りなので旅行プランが立てやすいと思います。
2026年は台湾南部の嘉義県(ジャーイー シエン/かぎけん)で開催されます。3月3日から3月15日までの13日間で、会場は国立故宮博物院南院や県政府周辺となる予定です。2027年は台湾北西部の苗栗県(ミャオリー シエン/びょうりつけん)で開催されることが決まっています。
どちらも台北から離れているので、旅行の日程を1日増やして台北から日帰りプランを立てるか、せっかくなので開催地周辺で宿泊するのもいいかもしれません。
▼2025年の様子はこちら。

飛行機を予約
- 台湾へは東京・大阪・名古屋・福岡など主要都市から直行便が出ている
- フライト時間は約3〜4時間
- 台北市内中心部に近いのは台北松山空港(TSA)
- 国際便の多いのは台湾桃園国際空港(TPE)
飛行機のチケットは、LCCを含めて早めの予約がお得です。
おすすめの宿泊エリアは?
- 台北駅エリア:移動拠点としてとても便利
- 中山エリア:台北駅からも近く、高級ブランドショップやレストランが集まる
- 東門・永康街エリア:グルメやショッピングスポットに近い
- 西門エリア:若者文化、にぎやかなエリア
初めての旅行なら、観光や移動が便利な台北市内に宿泊するのがおすすめです。
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私たちは、中山駅近くの「リージェント台北」に4泊しました。とても便利なエリアでした。
必要な物の確認
- 日本や米国のパスポート保持者は90日以内の観光ならビザ不要
- パスポートの残存期間は滞在日数以上必須
- 夜市や小規模店舗では現金が必須
- モバイルWi-Fi/SIMカード/eSIMいずれか必須
90日以内の観光はビザ不要ですが、パスポートの残存期間は重要ですので必ず確認しましょう。
台湾の通貨はニュー台湾ドル(TWD)です。元と表示されることもありますが意味は一緒です。
現金は日本円も台湾ドルも小額紙幣をたくさん準備しましょう。両替は、台湾の空港・市内銀行・両替所・一部ホテルで可能です。
現地のインターネットは旅行中の経路検索や翻訳アプリに必須です。「eSIM」は、モバイルWi-Fiのようにバッテリーの充電や持ち歩く必要がなく、SIMカードのように携帯に挿入する必要がないので便利です!
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台湾旅行に役立つ持ち物リスト
- パスポート・航空券・ホテル予約情報をまとめておく
- クレジットカード:キャッシュレスが普及している
- 歩きやすい靴:九份や夜市などは坂や石畳が多い
- 折りたたみ傘・レインコート:スコール対策
- 常備薬:使い慣れた胃腸薬や整腸剤は持っておくと安心
- エコバッグ:買い物で役立つ
- モバイルバッテリー:観光中にスマホの電池切れ防止
- 悠遊カード:台湾の交通系カード
私たちはいつもGoogleのsheetsに旅行情報(飛行機、ホテル、どこで予約したかなど)をまとめて共有しています。
パスポートなどの重要な書類は、写真でも保存しています。
モバイルバッテリーはケーブル付きが便利です。モバイルバッテリーは預け荷物には入れられません。手荷物で機内に持ち込んでください。

「悠遊カード(ゆうゆうカード/EasyCard)」は、日本の「Suica」や「PASMO」にあたるカードです。
台湾旅行での 移動・買い物を一気に便利にする万能カード。
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空港からホテルまでのアクセス方法を確認
ご紹介するのは、利用者が多い桃園国際空港から台北駅までのアクセス方法です。
値段や移動する人数で選んでください。
車で行く
桃園国際空港から台北駅は車や貸切空港送迎(タクシー)で約40分の距離にあります。
2−3名や4−7名のグループの場合、貸切送迎が安くて快適で便利です。台北市内の滞在先で降ろしてもらえます。
バスで行く
桃園国際空港から台北バスターミナルまでの所要時間は、約45−60分です。
電車と所要時間もほぼ変わらず、一番安い方法です。
電車で行く
桃園国際空港MRTの快速列車(Express:紫色の車両)で所要時間は約51-55分。
青い車両は各駅停車です。
台湾観光モデルコース
- 1日目:台北市内散策&グルメ
- 2日目:台北市内観光&グルメ
- 3日目:九份と十分&グルメ
- 4日目:台北市内観光&グルメ
- 5日目:動物園&最後にリラックス
1日目:台北市内散策&グルメ
- ホテル(滞在先)
- 迪化街(てきかがい/ティーホアジエ)散策
- 夜は寧夏夜市(ニンシャーイエシー)
台湾到着!まずは滞在先のホテルに向かいましょう。
チェックインできない時間なら荷物を預けて出発。チェックインできる時間ならチェックイン。

1日目は半日移動になると思うので、半日は台北市内を散策。
迪化街(てきかがい/ティーホアジエ)は、歴史ある商店街・問屋街です。赤レンガ造りの建物やバロック様式の建築が特徴的です。


茶葉や乾物などお土産屋さんが立ち並んでいます。歩いているだけでも雰囲気を楽しめます。

夜は夜市!寧夏夜市(ニンシャーイエシー)は、台北の三大夜市のひとつです。
他のふたつに比べて小さい規模ですが、アクセスしやすい場所にあります。午後5時から11時半頃までオープンしています。
2日目:台北市内観光&グルメ
- 中正紀念堂で歴史を学ぶ
- 南門マーケットで刀削麺とデザート
- 国立台湾博物館
- 台湾最古のお寺「龍山寺」
- 西門(シーメン/Ximending)散策
2日目は朝から台北市内を観光!

出典:klook
中正紀念堂で歴史を学び、衛兵の屋外行進を鑑賞。旅行中時間があれば夜も必見です。



お腹が空いたら、中正紀念堂から徒歩圏内にある南門マーケットでランチ/軽食を食べましょう。


台湾国立博物館は、自然史・人類学・台湾の歴史や民族資料が中心です。【国宝】台湾民主国の国旗の展示もあります。
時間がなければ周辺に庭園があるので散策のみでもOK。疲れたら一旦ホテルに戻り休憩するのもあり。

出典:klook
龍山寺(りゅうざんじ)はパワースポットとしても知られている、台湾最古のお寺です。

西門(シーメン/Ximending)は、台北で有名な繁華街です。日本でいう渋谷のような雰囲気です。
虹色の横断歩道にTAIPEIの文字が印象的!虹色(レインボー)は、世界的に LGBTQ+の尊厳と多様性の象徴として使われています。
2019年、台湾はアジアで初めて同性婚を合法化しました。その象徴的な出来事を祝うとともに、台北が「多様性を尊重する街」であることを示す目的で設置されたそうです。
西門は、昼でも夜でも楽しめるので他の予定と調整してみてください。
3日目:九份と十分&グルメ
- 十分:天燈上げ体験で願い事を空へ
- 九份:赤提灯が灯る幻想的な街並みを散策
- 余力があれば帰り道に饒河街観光夜市(じょうがい かんこう よいち)


3日目は、台北から日帰りで九份と十分へ。
日中に十分に行き天燈上げをし、九份の幻想的な夕焼けと夜景を楽しむのがポイントです。
自力で行く方は天候次第で、日にちを変更しましょう。

帰り道に余力があれば、台北三大夜市のひとつ「饒河街観光夜市(じょうがい かんこう よいち)」に寄りましょう。九份から台北へ帰る途中にあります。午後5時から0時までオープンしています。
疲れていたらホテル周辺まで帰り、ゆっくりするのもあり。

4日目:台北市内観光&グルメ
- 台北101展望台で絶景を堪能
- 鼎泰豊でランチ
- 国立故宮博物院で三大至宝を鑑賞
- 夜は士林夜市


4日目は、また台北市内観光!
台北のランドマーク「台北101」では、展望台からの景色と鼎泰豊の美味しい点心をどちらも堪能できます。


世界四大博物館に数えられる規模とコレクションを誇る「国立故宮博物院」の三大至宝は必見です。


出典:klook
夜は、台北三大夜市のひとつ「士林夜市(しりん よいち)」。士林は故宮博物院の近くにあるので、まとめると効率◎。午後4時から0時までオープンしています。
5日目:動物園&最後にリラックス
- 台北私立動物園
- マッサージやスパで癒しの時間
- 帰国

5日目時間があれば、台湾市立動物園へ。アジア最大級の動物園です。台北駅から片道約30-40分かかります。


2025年9月現在、 3頭のジャイアントパンダがいるそうです。お母さんと子供たちです。
屋外エリアと屋内エリアがあります。この日は小雨が降っていました。餌の時間以外は寝ているのでしょうか?あまり動きませんでした。笑
klookやkkday経由で購入すると、チケット購入の列に並ぶ必要がなくQRコードでスムーズに入場できます。

旅の最後には、マッサージやスパでリラックス。
私たちは最終日にリージェント台北に入っているムーランスパで極上のスパ体験をしました。
そして名残を惜しみつつ帰路につきました。
台湾観光モデルコースまとめ
台湾は初めての海外旅行先としても安心できる国。
台北を拠点に最低でも丸3-4日間あれば、定番スポットの観光から夜市グルメ、九份・十分の小旅行までしっかり楽しめます。
旅行前の準備として、おすすめの時期や、持ち物の確認、注意点を押さえておくことが大切です。
この観光モデルコースを参考にすれば、台湾の魅力を効率よく楽しめるはずです!ぜひ初めての台湾旅行の参考にしてください。
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