ヨルダン旅行といえば、ペトラやワディ・ラムですが、その他に「アンマンから日帰りで行ける観光地はどこだろう?」と考える方も多いのではないでしょうか。
ペトラやワディ・ラムほど有名ではありませんが、実は見応えのある穴場スポットがいくつかあります。
そのひとつが、ヨルダン北部にあるアジュルン城(Ajloun Castle)です。
私たちはアンマンからレンタカーで訪れましたが、アクセスも比較的簡単で、ジェラシュ遺跡やアンマン市内の観光と組み合わせることで効率よく巡ることができました。
この記事では、実際に訪れた体験をもとに、見どころやアクセス方法、観光のポイントを分かりやすくご紹介します。
アジュルン城(Ajloun Castle)とは
基本情報

ヨルダン北部に位置するアジュルン城(Ajloun Castle)は、12世紀に建てられたイスラム時代の要塞です。
サラディンの部下によって建設され、十字軍に対抗するための軍事拠点として使われていました。
現在は保存状態も良く、ヨルダンの中でも歴史を感じられる人気観光スポットのひとつです。
ガイドなしで行きましたが、いろんなところに説明板があり、個人で観光しても十分に楽しめました。
アジュルン城(Ajloun Castle)
営業時間:8時〜18時
入場料:3JD(ヨルダンパスに含まれている)
アンマンからアジュルン城へのアクセス

アジュルン城はアンマンの北、車で約70km、時間帯によりますが約1〜1.5時間の距離にあります。
公共交通機関でのアクセスはやや不便なため、レンタカーやツアーで訪れるのが一般的です。
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レンタカーで行くメリット

- 時間に縛られず自由に移動できる
- 途中の景色やローカルな街も楽しめる
- 他の観光地と組み合わせやすい
- 荷物が積める
アンマンからアジュルン城へは、レンタカーでの移動がおすすめです。
実際にレンタカーで訪れましたが、道は比較的分かりやすく、Google Mapsを使えば問題なく到着できました。

道路には大きな案内看板もあり、迷うことはありませんでした。
また、ジェラシュ遺跡とセットで回るルートも人気で、効率よく観光することができます。
レンタカーは荷物を気にせず持ち運べるのも、地味に嬉しいポイントです。上着や靴、飲み物やお菓子なども、重さや大きさを気にせず積んでおくことができます。

アジュルン城観光記と見どころ
2025年11月下旬に行った時の体験談も交えて、見どころもご紹介します。
天気

私たちは、エジプトのカイロ→ルクソール→アスワンを観光し、ヨルダンのアンマンにやってきました。
同じ時間帯で比較すると、朝の気温はヨルダンのアンマンとエジプト各都市で大きな差はありませんが、日中になるとその違いははっきりと現れます。
エジプトでは日中の気温が30℃を超え、特に南部のルクソールやアスワンに行くほど暑かったです。
それに対してアンマンは、最高気温25℃前後ととても過ごしやすい気候でした。
ドライブ

ホテルで朝食を食べて、8時45分頃に出発しました。
ヨルダンは想像以上に運転しやすい国でした。ドライブしながら景色を眺めたりするのも旅の見どころの1つです。
道路沿いにはオリーブ畑と思われる景色が広がり、のどかな風景が続きます。ヨルダンは、オリーブやザクロが名産として知られているそうです。

しばらく走ると、アジュルン城が見えてきました!
小高い山の上に建つその姿は、遠くからでもひときわ目立っていました。

アジュルン ビジターセンター

約1時間15分ほど運転し、アジュルンのビジターセンターに到着しました。
ビジターセンターにはレストランが併設されており、綺麗なトイレも利用することができます。
目の前にはアジュルン城の公式駐車場があり、ここから城までは坂道を歩いて約10分ほどです。
ただ、周囲に歩いている人がほとんどいなかったので、私たちは再び車に乗り、お城の近くまで行ってみることにしました。
路上駐車

お城の手前まで来てみると、専用の駐車場はなく、路上には駐車している車や観光バスが並んでいました。
私たちも周囲に合わせて路上駐車することに。帰る頃にはさらに多くの車が停まっていました。
アジュルン城に到着

入り口にはセキュリティチェックエリア(左側)とチケット売り場(右側)がありました。
私たちはヨルダンパスを利用していたため、チケット売り場でパスを提示して入場しました。
猫

ヨルダンでは、いろんな場所で猫を見かけました。
アジュルン城にも数匹いました。本当に人懐こくてどんどん近寄ってきます。
可愛くて触りたくなりますが、そこは我慢です。
外観|迫力ある石造りの要塞

10時頃到着しました。観光客がほとんどいなかったので、じっくり観光することができました。
この城は、石を積み上げて造られた石造の城です。重厚な石造りの外観は、中世の要塞そのもので、迫力がありました。

アジュルン城前の広場からの景色も最高です。
ヨルダンは、砂漠のイメージが強いですが緑も多いことに驚きました。
入口|木製の橋

城の入口には木製の橋がかかっています。今は固定されていますが、かつては敵の侵入を防ぐための可動式の木製橋(跳ね橋)が設置されていました。
通常は通行のために下ろされ、危険時には引き上げられることで、外部からの侵入を遮断する重要な防御装置として機能していたそうです。
城の周囲には約440メートルにわたって堀が巡らされており、敵の接近を防ぐ重要な防御構造となっていました。侵入ルートを限定することで、守る側に有利な状況を作っていたと考えられます。
内部構造|迷路のような造り

橋を渡り、階段を上がり、中に入っていきます。

内部は複雑な構造になっており、まるで迷路のようです。

石の通路や階段を進みながら、当時の防衛の仕組みを感じることができます。

この城の特徴や歴史が書かれた説明板がありました。
階段や写真スポット

この城は、地下階を含む2〜3階構造になっています。


どこで写真を撮っても絵になる。

本当に複雑な構造で迷路のようでしたが、全ての階段を登って見学しました。
モスク

2階には、小さな礼拝室のような空間もありました。
壁にはくぼみがあり、床には円状の模様が残っています。
装飾は控えめで、静かに祈りを捧げるためのシンプルな空間だったのでしょう。
投石の展示

城内には、投石器で使われていた丸い石がたくさん置かれていました。
こんなに大きな石を飛ばしていたんですね…!こんな石が飛んできたらひとたまりもありません。
城内の壁には多くの狭い窓(狭間:さま)が設けられており、そこから敵の様子を観察したり、矢を放ったりして防御にあたっていたそうです。
いろんな方法で城を守っていたことがわかります。
展望台|絶景スポット

城の上部には展望台があります。

崩れている部分も多く見られますが、アジュルン城には8つの塔があったようです。

この城は山頂に建っているので、ヨルダン北部の景色を360度一望できます。
安全のため「35人以上は集まらないでください」という注意書きがありました。

この日は快晴で、展望台から城と景色を眺めました。
博物館

城内の一角には、小さな博物館のような展示スペースがありました。
ネックレスなどの装飾品、陶器の壺などが展示されていました。
観光のポイントと注意点
観光のポイント
- アジュルン城の観光時間は、約1〜1.5時間ほどあれば十分
- 早い時間は人が少ない
- 坂道や階段が多いため、歩きやすい靴で
- 駐車場あり、路上駐車もできる
- トイレあり
この城はそれほど大きくないので、説明板を読んだり写真を撮ったりしながら見て回っても、1時間ほどで一通り見学できました。
注意点
- 足場が悪い場所がある
- 階段が多い
- 夏はかなり暑くなる
周辺観光と組み合わせる
- ジェラシュ遺跡やアンマン市内観光と組み合わせるのがおすすめ
実際にアジュルン城へ行き、その後ジェラシュ遺跡、アンマン市内にあるアンマン城塞とローマ劇場を観光しました。
レンタカーであれば、自分たちのペースで効率よく複数のスポットを回ることができます。
まとめ|レンタカーで行く価値のある歴史スポット
アジュルン城は、ヨルダンの歴史を感じられる貴重なスポットです。
実際に訪れてみて感じたのは、「想像以上に見応えがある」ということです。
アンマンから日帰りでアクセスでき、レンタカーを使えば自由度の高い観光が可能になります。
ヨルダン旅行で少し足を延ばして観光したい方には、ぜひおすすめしたい場所のひとつです。
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