台北観光で外せないランドマークのひとつが「中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう)」です。
台湾の歴史と文化を象徴するスポットで、広大な敷地や壮大な建築、美しい庭園、そして国軍儀仗隊による衛兵野外行進や大殿堂など見どころが盛りだくさんです。
この記事では、実際に訪れた体験談をもとに基本情報や見どころを含め「中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう)」についてご紹介します。
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中正紀念堂とは?
基本情報

1980年に蒋介石(しょう かいせき)総統を記念して建設された「中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう)」。
敷地面積は、25万平方メートル以上あるそうです。広い敷地内には、自由廣場、庭園、大殿堂、コンサートホールや国家戯劇院も併設されています。
台湾を代表する観光地のひとつで、台北市民の憩いの場としても親しまれています。
アクセス
電車で行く
最寄駅は、MRT淡水信義線・松山新店線「中正紀念堂駅」です。
台北駅からタクシーだと約5分程度でアクセス可能です。歩いても30分弱です。
私たちは、散策がてらホテルから約35分歩きました。電車や車では見られない景色が見られるので、歩くのが好きです。
ツアーで行く
台北駅周辺から半日ツアーなど他の観光スポットとセットになったお得なプランもあるので、気になる方はチェックしてみてください。
移動手段を調べたり心配する必要がなく、一気に複数の観光スポットを周れるのがメリットです。
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料金
自由の広場や大聖堂は入場は無料です。
展示館や特別展は有料となる場合があります。
中正紀念堂の見どころ
- 正門
- 広大な広場と庭園
- 国軍儀仗隊の衛兵野外行進
- 大殿堂と蒋介石像
- 芸術・展示ホール
- 夜も必見
正門

正面の入り口には、「自由廣場(じゆうひろば)」と書かれた巨大な門があります。
白い大理石と青い琉璃瓦のコントラストが印象的です。5つのアーチがあります。
広大な広場と庭園

正門をくぐると、広大な「自由廣場」が広がります。

大殿堂からの眺めも圧巻。
大殿堂の周囲には鯉が泳ぐ池や美しい庭園もあり、散策にぴったりです。

私たちが行った2月後半には、大殿堂の裏に梅の花?が咲いていました。
国軍儀仗隊の衛兵野外行進

2024年7月14日に廃止になった国軍儀仗隊による「衛兵交代式」の代わりに、7月15日から行われるようになった「衛兵巡回および訓練展示」。大殿堂の正面階段下で行われます。
▼クリックすると拡大できます。

- 毎日午前9時から午後5時まで、毎正時に1回、1日9回実施(各回約15分):
午前:9:00、10:00、11:00、12:00
午後:13:00、14:00、15:00、16:00、17:00
- 雨天時は実施されない

迫力ある動作と規律正しい所作は必見です。
毎日1時間ごとに実施されるので、日中に行けば観光の合間に必ず見ることができるでしょう。
大殿堂と蒋介石像

中央付近にある、高さ約70メートルの「大殿堂」は中正紀念堂のシンボルです。
正門と同じく、白い大理石を基調とした八角形の大殿堂に青い琉璃瓦が印象的です。

遠くからはわかりにくいですが、大殿堂の入り口で上を見上げるとその大きさがよくわかります。

内部には蒋介石(しょう かいせき)の巨大なブロンズ像があります。
後ろには、「科学(実際は學科?)」「民主」「理論」の文字が。蒋介石の政治的・思想的な信念を表しているそうです。

天井の中心には、台湾の国章である青天白日の紋章がはめ込まれています。
芸術・展示ホール

大殿堂の地下には常設展示室や特別展スペースがあり、歴史資料や芸術展示を鑑賞することが可能です。
コンサートホールや国家戯劇院も併設され、文化芸術イベントが開催されるそうです。
夜も必見

日中もいいですが、夜もライトアップされていて綺麗です。
もしも近くに行くことがあれば、どちらもおすすめです。

自由廣場は24時間開放されています。
ライトアップされた大殿堂が幻想的。

日中とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。
中正紀念堂まとめ

台湾を代表する歴史的ランドマークで、台北観光の定番スポットです。
アクセスが良く、入場無料。見どころは「儀仗隊の衛兵野外行進」「大殿堂」「庭園散策」です。
歴史に触れると同時に、のんびり散策や写真撮影にも最適です。日中と夜、どちらもおすすめ。
台北旅行で文化と歴史を感じたい方には、必ず訪れてほしい観光スポットです。
近くには南門市場もあるので、観光の合間にランチやデザートを食べて休憩することができます。

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