韓国旅行を計画中の方にとって、「現地通貨の現金は必要か?」「どこで両替するべき?」という疑問は重要なポイントです。
韓国でもキャッシュレス決済が急速に普及しており、2023年のデータではキャッシュレス化率が95.3%に達しているそうです。
そのため、クレジットカード決済を利用すれば多くの場面で現金を使わずに済むでしょう。
しかし結論から言うと、「韓国旅行に現金は必要!」です。
すべての店舗やサービスがキャッシュレス決済に対応しているわけではありません。
ある程度の現金を持参することをおすすめします。
韓国旅行で現金が必要な場面、持参すべき金額の目安や無人両替機「WOW Exchange」の特徴や両替方法などをご紹介します。
韓国旅行に便利な無制限eSIMはこちら>>現金が必要だった場面とは?
実際に4泊5日の韓国旅行で現金が必要だった場面は以下の通りです。
- メトロ
- ローカルバス
- タクシー
- 明洞夜市場
- 南大門市場
- コリアンスパ
メトロ・ローカルバス
- 空港からソウルまでのAREX(直通列車) – クレジットカード可
- メトロ – T-money か 現金のみ
- ローカルバス – T-money か 現金のみ
仁川空港からソウルまでのAREX(直通列車)はクレジットカード決済できます。
しかしメトロやローカルバスは現金のみです。
ソウルに到着早々、現金がなくてメトロに乗車できないという事態に陥りました。
韓国版SUICAのような交通機関のICカード「T-money(ティー・マネー)」を購入しようと思っても、自動販売機では現金でないと購入もチャージできません。
私たちはとりあえずUberでホテルに向かいました。
あとで検索したところ、仁川空港やソウル駅にも無人両替機「WOW Exchange」が設置されているので、見つけたら少額を両替しておくと良いかもしれません。
どのくらいメトロを利用するか分からなかったので旅行中「T-money」は購入せず、メトロやバスを利用する度に一回乗車券を購入しました。
もし一回乗車券を利用するなら、目的地に到着したら「保証金払い戻し」をお忘れなく。
保証金として払った1乗車券に対して500ウォンが払い戻しされます。
タクシー
- Uber
- 現地のタクシー会社
韓国でもUberが使えます。アプリで決済する方法なので、クレジットカードが使えます。
現地のタクシー会社だとクレジットカードが使えない場合もあるので、乗車する前に確認しましょう。
明洞夜市場
- 路面店 – ほぼクレジットカード可
- 屋台 – 現金のみ(一軒だけクレジットカードが使えるお店を見つけました)
明洞エリアは毎晩たくさんの人で賑わっていました。
店舗を構えているようなお店はクレジットカード可のところが多いです。
屋台は基本現金のみです。
1軒だけクレジットカード可の屋台を見つけたので、何度もそこを利用しました。
クロワッサン生地にヌテラが入ったたい焼きがとても美味しかったです!
ひとつ4000ウォンで、約400円=約$3でした。
明洞夜市場(ミョンドンナイトマーケット)
住所 8−3 Chungmuro 2(i)-ga, Jung District, Seoul, 韓国
営業時間 5pm – 1am
南大門市場
伝統的な市場や小規模な飲食店は現金のみの取引が多いです。
南大門市場で有名なホットク屋さんは現金のみでした。
ひとつ2000ウォンで、約200円=約$1.5でした。
南大門市場(ナンダイモンイチバ)
住所 21 Namdaemunsijang 4-gil, Jung District, Seoul, 韓国
営業時間 9am – 5pm
定休日 日曜
コリアンスパ
私たちが行ったスパではクレジットカード決済も利用可能でしたが、クレジットカードの場合手数料が加算されました。
私たちは大きめの金額はクレジットカードを利用したいので、クレジットカード決済にしました。
現金の方が安く利用できるスパもあるようです。
現金の持参額の目安
金額の目安は、旅行の目的にもよって変わってきます。
観光名所を巡りたい!コスメやお土産を買いたい!屋台で食べ歩きしたい!などさまざまだと思います。
高額な買い物や宿泊費はクレジットカードで支払うことをおすすめします。
短期旅行(2~5日)
- 主に交通費に当てる場合 – 10,000から20,000ウォン(約1,000から2,000円)
- 交通費+屋台で食べ歩き – 20,000から45,000ウォン(約2,000から5,000円)
- 交通費+屋台で食べ歩き+コスメなどお土産を買う – 40,000から185,000ウォン+(約4,000から2万円以上)
私たちは4泊5日の韓国旅行で2,000円を両替し17,000ウォンで、主に観光名所を巡る時の交通費に当てましたがそれで十分でした。
できるだけクレジットカード決済できるところを選び買い物や飲食をしました。
長期旅行(1週間以上)
長期旅行の場合期間や旅行の目的に応じて、90,000から900,000ウォン(約1万~10万円)程度
一度に大金を両替して余らせてしまうと勿体無いので、小分けに両替するか、買いたい物のめぼしをつけてから両替した方がいいと思います。
現金の入手方法
日本での両替
出発前に日本の銀行や両替所で韓国ウォンに交換しておくと、到着後すぐに使えて便利です。
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韓国での両替
空港や市内の両替所、銀行で日本円から韓国ウォンへの両替が可能です。
韓国内の公認両替所は特に為替レートが良いようです。
公認両替所よりは為替レートが悪いようですが、これから紹介する無人両替機「WOW Exchange」も便利でおすすめです。
ATMの利用
韓国のATMで海外対応のキャッシュカードやクレジットカードを使って現金を引き出すこともできますが、手数料やレートに注意が必要です。
無人両替機「WOW Exchange」が簡単便利!
WOW Exchangeとは韓国の「無人両替機」のことです。
韓国に224ヵ所以上あるそうです。
空港や駅、ソウル周辺のホテルや観光名所の近くに設置されているので探してみてください。
為替レートも良く営業時間も長いので、観光客にとって韓国ウォンへの両替が簡単にできとても便利です。
>>公式サイトからWOW Exchangeのロケーションを探す
WOW Exchangeの特徴
1. 為替レートが良い
市内の他の両替所や銀行と比較して、特に日本円から韓国ウォンへのレートが良いことで知られています。
2. 明瞭な手数料体系
隠れた手数料がなく、レートがそのまま適用されるため信頼性が高いです。
3. 便利な立地
空港や駅、ホテルや主要観光地に設置してあるので、観光客にとってアクセスしやすい場所にあります。
4. 営業時間が長い
半数以上の両替機は6amから11:59pmまで営業しており、旅行中でもほぼ一日中利用できるのでありがたいです。
※ロケーションによって異なるので確認の上向かってください。
5. 迅速なサービス
手続きがスムーズで30秒以内に両替が可能。
必要な物
- パスポート
- 現地通貨に両替したい手持ちの現金
使い方
日本語にも対応しているので安心です。
「WOWPASS」とは外国人観光客専用のプリペイドカードです。
今回は日本円からウォンに両替したかったので、「JPY」を選択しました。
日本円で投入可能な紙幣は、1,000円、5,000円、10,000円です。
1回の最大両替可能な金額は30,000円です。
新札は対応しない可能性もあるので、念のため旧札で準備して行った方がいいかもしれません。
2,000円が17,000ウォンになると表示されています。
金額を確認し、「お引き出し」に進みましょう。
領収書を発行するか選択します。
下の扉に韓国ウォンが出てきます。
あっという間に日本円を韓国ウォンに両替することができました!
この日2,000円の両替に支払った手数料は「約1,300ウォン」でした。(両替した日のレートです。)
日本円で約142円,ドルにして約$0.97でした。
とても簡単で便利な上、手数料も安かったので大満足です。
注意点
小額紙幣の準備
ウォンに両替したい外貨は1,000円などの少額紙幣を多めに準備した方が小分けに両替できるので便利です。
無人両替機「WOW Exchange」で日本の新札が使えるかは分かりません。
両替所では新札で両替できたという情報もあります。
念の為日本円は旧札で準備して行った方がいいかもしれません。
小規模な店舗やタクシーでは高額紙幣の受け取りを嫌がる場合があるため、ウォンに両替後も1,000ウォンや5,000ウォンなどの小額紙幣を多めに持つと便利です。
安全管理
どの国に行っても多額の現金を持ち歩くのはリスクが伴います。
必要最低限の現金を分散させて持ち歩き、残りはホテルのセーフティボックスに保管するなどの対策を取りましょう。
まとめ
韓国旅行ではキャッシュレス決済が主流となっていますが、現金も一定額持参することでより安心して旅を楽しむことができます。
旅行の期間や目的に合わせて、適切な金額を準備してください。
韓国ウォンへの両替は「WOW Exchange」がとても便利なのでおすすめです。
それでは韓国旅行を楽しんでください!
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