2025台湾ランタンフェスティバルin桃園|幻想的な光の祭典と見どころ

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    2025台湾ランタンフェスティバルin桃園|幻想的な光の祭典と見どころ

    2025年2月に桃園市(Táoyuán/タオユエン市)で開催された、「台湾ランタンフェスティバル」に行ってきました。

    今年は17日間でのべ約2,030万人以上が来場した、台湾最大級の「光の芸術祭」です。

    この記事では、実際に行った体験談をもとに、台湾ランタンフェスティバルについてご紹介します!

    目次

    台湾ランタンフェスティバルとは?

    基本情報

    台湾ランタンフェスティバルin桃園

    台湾ランタンフェスティバルは、台湾で毎年旧正月の時期(2月頃)に開催される台湾最大級の「光の芸術祭」です。

    全国規模の公式イベントで「台湾観光局(交通部観光署)」主催です。

    台湾では「台灣燈會(タイワン ドン フェイ)」と呼ばれています。

    台湾のランタンといえば願い事を書いて火を灯し空に飛ばすランタンを想像する方も多いと思いますが、飛ばす方ではありません。日本でいう“ねぶた”のような様々な形で色鮮やかに色付けされた「人形灯籠」のフェスティバルです。

    もともと台湾各地では「元宵節(ユエンシャオジエ/げんしょうせつ」にランタンを飾る伝統があるそうです。これが発展して各地で大規模なランタンフェスティバルが開かれるようになりました。

    春節(しゅんせつ)は 旧暦の1月1日で年の始まり(旧正月)にあたり、元宵節は旧暦の1月15日で一年で最初の満月の日にあたります。

    2025年の春節は1月29日で、元宵節は2月12日でした。毎年日付が変わります。

    2025台灣燈會在桃園

    ▼クリックすると拡大できます。

    台湾ランタンフェスティバルin桃園 マップ
    出典:台湾ランタンフェスティバル

    2025年は桃園国際空港がある桃園市(Táoyuán/タオユエン市)で開催されました。

    「台灣燈會在桃園」=「台湾ランタンフェスティバルin桃園」

    「メインランタンエリア」と「光の遊戯場」と「センサーライト」の3つのエリアがありました。

    2月12日から23日まで開催されていました。※「光の遊戯場」は2月7日から試運転

    今回は、国際空港や台北から近いこともあり17日間でのべ約2,030万人以上が来場したそうです。

    会場にはコンテストランタンエリアもありただランタンが並べられているだけでなく、審査員による評価と賞の授与もあります。

    A18高鉄桃園駅 – メインランタンエリア

    料金とお得なチケット

    入場料は無料!

    台湾ランタンフェスティバルの時期になると、日本からの台湾ツアー旅行や、klookやkkdayで台北からの日帰りツアーや送迎付きプランが出るので探してみてください。

    台北から台湾ランタンフェスティバルへ – 見どころ

    台湾高鉄(新幹線)で桃園へ

    台湾高鉄

    台湾の新幹線・台湾高鉄に乗って桃園へ行きました。やはり台湾フェスティバルの時期は混んでいましたが、座席指定で座れたので快適でした。

    台湾高鉄の切符

    台北駅からたったの21分!NT$160でした。

    メインランタンエリア到着

    台湾ランタンフェスティバルin桃園 エントランス

    台湾ランタンフェスティバルin桃園の会場はA18高鉄桃園駅直結!

    駅の目の前に大きなエントランスゲートがあります。

    平日の午後7時頃でしたが、かなり混雑していました。

    メインランタンエリア

    台湾ランタンフェスティバルin桃園 会場マップ

    会場はとにかく広い!

    台湾ランタンフェスティバルin桃園

    台湾ランタンフェスティバルin桃園はA18高鉄桃園駅前の巨大な広場で開催されました。

    台湾ランタンフェスティバルin桃園 メインステージ

    メインステージでは、毎日国内外のグループによるダンスや歌などのパフォーマンスも披露されていました。

    巨大メインランタン

    台湾ランタンフェスティバルin桃園 メインランタン「無限楽園」
    メインランタン無限楽園

    毎年テーマが変わる巨大メインランタンは必見。

    台湾ランタンフェスティバルin桃園 メインランタン「無限楽園」

    周囲の人と比べると、その巨大さがわかると思います。

    2025年は「無限楽園」と題して、♾️記号をモチーフに球体と幾何学を組み合わせて、テクノロジー満載な未来の楽園をイメージしているそうです。

    30分ごとに、音楽に合わせてカラフルに光り輝く3分間のショーが行われていました。

    サブランタン他

    台湾ランタンフェスティバルin桃園 サブランタン《福が輝く蛟龍》
    サブランタン福が輝く蛟龍

    蛟龍(こうりゅう)は湖や川に棲むとされる伝説の龍だそうです。

    その蛟龍をモチーフにして、春節の祈願と幸福を表現しています。

    台湾ランタンフェスティバルin桃園《栄光のピッチング》
    栄光のピッチング

    台湾の国技・野球と桃園球場から発想を得たランタン。

    台湾ランタンフェスティバルin桃園《奇跡の楽園の祭典:「雲の楽園」》
    《奇跡の楽園の祭典:「雲の楽園」》

    物語に出てくるような巨人のランタンが印象的でした。

    台湾ランタンフェスティバルin桃園《愁いを忘れさせる踊り》
    《愁いを忘れさせる踊り》

    どれも全長5メートルはありそうな、大きさです。

    夜に光るランタンはどれも美しくて幻想的でした。

    コンテストランタンエリア

    台湾ランタンフェスティバルin桃園 コンテストランタンエリア

    メインステージの後ろには個人や企業(団体)が作成したランタンが展示されていました。全長1-2メートルくらいのランタンです。ざっと数百以上のランタンがあり、全部見て周ろうと思うとかなり時間がかかると思います。

    コンテストランタン 「燈王」

    これらの作品は審査が行われて、最も優秀なものには「燈王(ドンワン/とうおう)」が授与されます。

    龍や鳳凰など伝統的なモチーフのランタンが多かったです。

    写真では伝わりませんが、まるで鳥が飛んでいるかのように動いているものもありました。

    最新のテクノロジーを駆使した光の演出も楽しめます。

    どれもカラフルで色鮮やか、細部まで繊細な作りで、見入ってしまいました。

    コンテストランタン

    ヒーロー戦隊風もかなり凝っています。

    コンテストランタン

    可愛い系もたくさんありました。

    グローバルランタン(日本)

    日本の自治体が出展しているランタンもありました。

    それぞれの特徴がよく表現されています。札幌市は時計台、福島はやっぱり赤べこ!

    名古屋市は名古屋城、香川県は「瀬戸内国際芸術祭2025」記念ランタンだそうです。

    グローバルランタン 東京

    東京はスカイツリーでした。

    ローカルフード屋台

    ローカルフード屋台

    会場の一角には屋台が並び、台湾グルメを楽しめるのも魅力。

    ローカルフード屋台

    胡椒餅や魯肉飯、タピオカドリンクなどなど夜市さながらの雰囲気です。

    私たちのお気に入りは「さつまいもボール」です。ほんのり甘くて美味しかったです!

    台湾ランタンフェスティバルまとめ

    台湾最大級の「台湾ランタンフェスティバル」を満喫することができました。

    毎年日時と場所は変わりますが、15日前後開催されるフェスティバルなので台湾旅行にも組み込みやすいです。

    2026年は台湾南部の嘉義県(ジャーイー シエン/かぎけん)で開催されます。3月3日から3月15日までの13日間で、会場は国立故宮博物院南院や県政府周辺となる予定です。

    2027年は台湾北西部の苗栗県(ミャオリー シエン/びょうりつけん)で開催されることが決まっているそうです。

    次の台湾旅行の参考にしてください。

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