エジプト旅行では、カイロ、ルクソール、アスワンを訪れる人が多いと思います。
どの都市もナイル川沿いにある古代エジプトの重要な都市で、多くの遺跡が残っています。
ルクソールからアスワンまでは約220km離れており、車で移動すると約4時間ほどかかります。
この移動の途中には、
- エドフ神殿
- コム・オンボ神殿
という有名な神殿があります。
今回は、移動の途中にこの2つの神殿に立ち寄れるツアーに参加しました!ガイドは付いておらず、片道の移動と遺跡観光がセットになったシンプルなツアーでした。
この記事では、実際に参加した体験をもとに、ルクソールからアスワンの移動観光ツアーについてご紹介します。
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ルクソールからアスワンへ
距離と移動方法
▼左上の四角をクリックするとリストが出ます。
ルクソールからアスワンまでの距離は約220kmです。
地図上の北にあるルクソールから南にあるアスワンへの移動方法は、主に4つあります。
| 移動方法 | 所要時間 | 特徴 |
|---|---|---|
| 車 | 約3〜4時間 | 自由度が高い。遺跡に立ち寄れる。 |
| 列車 | 約3〜3.5時間 | 安くて本数が多い。比較的安い。 |
| 飛行機 | 約45分 | 直行便が少ない。カイロ経由になる場合もある。 |
| ナイル川クルーズ | 3〜7泊 | カイロからアスワンまでのツアーなど。遺跡に寄港する。食事やガイドが含まれる場合もある。 |
車かクルーズで移動する場合、移動の途中に観光を組み合わせることもできます。
車で移動する場合、朝出発だと遺跡観光は日中です。お昼に出発すると夕方、夕方出発すると夜になります。(エドフ神殿は17時まで。コム・オンボ神殿は21時まで。)
クルーズの場合は、スケジュールによってはガイド付きで見学ができたりするようです。
途中観光付きの移動ツアーがおすすめ
旅行スタイルや予算、時間によって選ぶ移動方法は異なりますが、多くの旅行者に人気なのが観光付きの専用車での移動ツアーです。
実際に利用してみて、とてもおすすめだと感じました!
車で移動するだけなら約3〜4時間ですが、途中で遺跡観光に立ち寄ることで、移動時間を有効に使うことができます。
途中には、エドフ神殿とコム・オンボ神殿という重要な遺跡があります。
今回利用した観光付きツアー専用車での移動の場合、途中観光を含めて約8時間ほどかかりました。
移動と観光をセットにすることで、効率よくエジプトの遺跡を巡ることができます!
実際に参加したツアー

ルクソールからアスワンまでの片道移動の途中に、2か所の観光が付いているツアーです。
Viator(ビアター)で評価が高いツアーを予約しました。
ツアーの内容は、
- ルクソールのホテルからアスワンのホテルまで送迎
- 移動はすべてエアコン付き自家用車
- 遺跡のチケット代別
- ガイドなし
- ペットボトルの飲料水込み
- エドフ神殿 550EGP
- コム・オンボ神殿 450EGP
合計 1,000EGP(約3,000円 = $19 – 2026年3月のレート)
料金は年々値上がりしているので、最新の料金は公式サイトでご確認ください。
Viatorを使って予約するメリット
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- 送迎付きや少人数ツアー等選択肢が多い
- カード決済で現地支払いの不安が少ない
- 初めての国・治安が不安な場所でも安心して利用できる
Viatorで内容や口コミを比較しながら選ぶと、自分に合ったツアーを見つけやすいと思います。
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ガイドなしでも楽しめる?
今回参加したツアーは、運転手さんのみ。ガイドなしでした。
そのため遺跡では、
- 現地でチケットを購入
- 案内板・説明板を読む
- 自分たちで調べながら見学
する必要がありました。
実際に訪れてみると、どちらの神殿にも説明板があり、ガイドがいなくても十分楽しむことができました。ただ、見逃している部分もあり、行く前にもう少し予習しておけばよかったなと思いました。
歴史や神話を詳しく知りたい場合は、事前に予習しておくか、ガイド付きツアーに参加するとより理解が深まると思います。
ルクソールからアスワン移動ツアー体験記
- 8:00 ルクソールのホテルで待ち合わせ
- 10:45 エドフ神殿|保存状態が良いホルス神の神殿
- 13:30 コム・オンボ神殿|2つの神を祀る珍しい神殿
- 16:00 アスワンのホテルに到着
2025年11月中旬に訪れた時の体験記と合わせて見どころもご紹介します。
8:00 ルクソールのホテルで待ち合わせ

運転手さんが滞在していたホテルに迎えにきてくれました。
ルクソールからアスワンに移動するので、スーツケースなど荷物を全て積み込みました。
今回の運転手さんは最低限の英語(時間など)意外はほぼ話せませんでしたが、誠実そうで信頼できたのでなんとかなりました。
10人くらい乗れそうな大きめのバンだったので、小さいグループのツアーになると思っていましたが、結局誰も合流せず。
私たち2人だけの気を使わない贅沢なツアーになりました。
すぐに小さいお店に寄ってくれて、そこでペットボトルのお水をふたり分2本もらいました。(ツアーに含まれています。)
10:45 エドフ神殿|保存状態が良いホルス神の神殿

最初に訪れたのはエドフ神殿でした。
この神殿は、ハヤブサ(鷹)の姿で表される天空の神「ホルス神(Horus)」を祀る神殿で、古代エジプトの神殿の中でも特に保存状態が良いことで知られています。
その理由は、長い間砂や土に埋もれていたため、建物やレリーフが良好な状態で残ったからだそうです。
建設が始まったのは紀元前237年のプトレマイオス朝時代で、完成までにはなんと約180年もかかったと言われています。
古代エジプト神殿の典型的な造りで、塔門、中庭、列柱室、そして最奥に至聖所があります。
神殿全体の大きさは、幅約80m、高さ約36m、長さは約137mです。
エドフ神殿(Temple of Horus)
一般入場券:550EGP
スーク・チケット売り場
ルクソールのホテルから1時間45分ほど南下し、遺跡の駐車場に到着。運転手さんに時間を言われ、それまで自由に散策しました。

どの遺跡にも入り口にはスーク(お土産屋さん)があり、客引きが寄ってきます。
興味がない場合は、華麗にスルーしましょう。

現地のチケット売り場で、チケットを購入しました。クレジットカードで購入できました。

遠くに立派な塔門が見えます。

そして入り口付近に売店や休憩所やトイレがあります。ここでふたりでトイレに行きました。EGPを持っていなかったので、ふたり分として$1支払いました。

子犬もいっぱいいて、テンションが上がりました。笑
触りたい気持ちをぐっと堪え、観光に進みます。
巨大な塔門

塔門(パイロン)の大きさは、高さ約36m、幅は約80mあるそうです。
王が武器を振りかざし敵を打ち倒す場面のレリーフが描かれています。王の横にはホルス神などの神々が描かれ、王に力を与えている様子が表現されています。
神の前で敵を倒す姿は、王がエジプトの秩序を守る存在であることを表しているそうです。

塔門の前には、ハヤブサ神のホルス像があり、足元には小さなファラオ像が掘られています。
これは王がホルス神に守られていることを象徴していると言われています。なんとも可愛らしいお顔。

巨大な塔門の天井部分まで、隅々にレリーフが刻まれています。ところどころに色彩が残っているので、当時はもっとカラフルだったのでしょうか。
前庭

巨大な塔門をくぐると、柱に囲まれた広い中庭があります。


第一列柱室の前には、左右に2体のホルス像が立っています。

左側のホルス像には冠が残っているので、写真撮影の長蛇の列ができていました。
グループが入れ替わる隙にホルス像単体の写真を撮りました。
多柱室

中庭を抜けると、2つの列柱室があります。
パピルスの花を模した「開花式パピルス柱」が12本あります。
光が差し込んでいるので、柱に刻まれた細かいレリーフがよく見えます。そして、人間の大きさと比べるとどれほど大きいのかよくわかると思います。

奥に進むにつれ、光が入らないので少しずつ暗くなっていきます。
第2列柱室は、第1列柱室よりも少し狭い空間ですが、ここにも「開花式パピルス柱」が12本あります。
至聖所

神殿の最奥には、最も神聖な場所とされる「至聖所(しせいしょ)」があり、ホルス神の聖なる船(バルク)が安置されていました。
壁にもレリーフがびっしりです。
礼拝室


至聖所を囲むように9つの「礼拝室」があります。
こちらも壁にはレリーフがびっしり。ところどころレリーフが削られていますが、全体的に綺麗に残っています。
階段

屋上へ上がるための階段があったようです。途中まで上がれますが行き止まりになっています。
壁には、ハヤブサの頭を持つホルス神など神々が掘られています。
約1時間で見て回りました。
13:30 コム・オンボ神殿|2つの神を祀る珍しい神殿

次に訪れたのがコム・オンボ神殿です。
エドフ神殿と同じくプトレマイオス朝時代に建設が始まり、その後ローマ時代にかけて増築され、100年以上かけて造られた神殿です。
この神殿の最大の特徴は2つの神を祀る珍しい神殿(二重神殿)という点です。
祀られているのは、
- ホルス神(ハヤブサの頭を持つ神)
- ソベク神(ワニの頭を持つ神)
そのため神殿は左右対称の構造になっており、2つの神殿が並んでいるような造りになっています。中庭、列柱室、至聖所などが2つずつ存在します。
ナイル川のすぐそばに建てられているため、ナイル川の浸食、地震、建築材料として石が再利用されたことなどにより、神殿の一部が失われています。
コム・オンボ神殿(Kom Ombo Temple)
一般入場券:450EGP
遺跡の入り口

エドフ神殿からまた1時間ほど南下し、コム・オンボ神殿に到着しました。
時間を言われ、また自由に散策しました。入り口は2か所あるようですが、私たちはこちらのゲートから中に入り、チケット売り場を探しました。

少し迷ったあと、階段の下にチケット売り場を発見。クレジットカードで買えました。
目の前にカフェがあるので、そこでトイレの場所を聞いてトイレを借りました。トイレットペーパーは持参していて、誰もいなかったのでチップは渡しませんでした。
前庭と2つの入り口

前庭を囲む柱は全て短くなっていました。

真ん中にあるのが祭壇です。

入り口が2つあります。
北側(左側)がハヤブサ(鷹)の姿の神:ホルス神の入り口で、南側(右側)がワニの姿の神:ソベク神の入り口です。
右側は修繕中だったので、左側から中に入りました。
前室周辺

天井にも精密なレリーフが彫られており、ところどころ色彩も残っています。


王がハヤブサ頭を持つホルス神とワニ頭を持つソベク神に、供物や祈りを捧げている場面が描かれています。
コム・オンボ神殿が2つの神を祀る神殿であることがよくわかるレリーフです。

奥に見えるのは、至聖所にある石です。

振り返ると、向こう側に見えるのはナイル川です。
至聖所周辺

至聖所も左右に2か所あります。
至聖所には、神像を安置するための石の祠(ほこら)「ナオス」が残っています。ナオスは、アスワン産の花崗岩(かこうがん)で作られています。

ここには神の像が祀られていたと考えられており、神殿の中で最も神聖な場所でした。
現在は屋根が失われていますが、もともとは天井と壁に囲まれた部屋になっており、それぞれ独立した空間として分かれていました。
治療器具のレリーフ

この神殿の奥壁の内側表面には、古代エジプトの医療器具のレリーフがあるそうです。(見逃しました。)
メスやピンセットのような器具が描かれており、古代エジプトの医療技術を知ることができる貴重な資料として有名だそうです。
古代エジプトは建築だけでなく、医療も発達していたようです。
クロコダイル博物館

敷地内には、クロコダイル博物館もあります。


この地域ではワニが神聖な動物と考えられており、実際にワニを飼育して崇拝していたとされています。
周辺で発見されたワニのミイラや、ワニの神ソベク信仰に関する展示を見ることができます。
売店

小腹が空いたので、クロコダイル博物館の隣にある売店でお菓子と飲み物を買うことに。
遺跡の中の売店はやはり高めです。特にヨーロッパ系のお菓子は高い!でもクレジットカードが使えます。

3つで750EGPでした。チョコビスケットは想像通りの味でしたが、スナックは微妙でした。

ナイル川沿いのスーク(お土産屋さん)を通って、運転手さんが待つ場所に戻りました。
16:00 アスワンのホテルに到着

コム・オンボからまた1時間半ほど南下し、アスワンのホテルに到着しました。ここで運転手さんにチップを渡しお別れです。
アスワンの中心部にある、ナイル川沿いのホテルに泊まりました。

リゾートホテルのような雰囲気です。


ホテル自体はちょっと古めでしたが、立地は最高でした。

ホテルにはレストランやプールもあるので、観光以外の時間はホテルで過ごしました。

ホテルの敷地内から見える夕陽は絶景。(エジプトの夕陽はどこから見ても絶景でした。)
夕方になるとフェルーカなどの小さい船がサンセットセーリングしていました。
私たちはルクソールでサンセットセーリングしたので、ホテルでのんびりしながら絶景を眺めました。

ルクソールからアスワン移動ツアーまとめ
ルクソールからアスワンへの移動では、途中で遺跡観光ができるツアーを利用することで、移動時間を有効に使うことができます。
今回訪れたエドフ神殿とコム・オンボ神殿はどちらも見応えのある神殿でした。
ガイドなしでも十分に楽しめましたが、事前に見どころを予習しておくとより楽しめると思います。
ルクソールとアスワンの両方を訪れる予定の方は、移動の途中でこれらの神殿に立ち寄るプランもぜひ検討してみてください!
\安心・格安ツアーを探すなら/
- 世界中の現地ツアーを事前予約できる
- 日本語・日本円対応ページあり
- 24時間前迄キャンセル無料のツアー多数
- 実際に参加した人の口コミが豊富
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