世界三大瀑布(ばくふ)のひとつ「ナイアガラの滝」。
夏がベストシーズンと言われています。では冬は一体どんな感じなのか気になりますよね。
トロントから日帰りでも十分に楽しめます!
【レンタカー日帰りの観光モデルコース】をご紹介します。
>>カナダ旅行に便利なeSIMはこちら一緒に旅した国、39ヵ国目の「カナダ」です
\YouTubeもぜひチェックしてみて下さい♪/
ナイアガラの滝
基本情報
世界三大瀑布として有名な「ナイアガラの滝」は、カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州にまたがる滝です。
カナダのトロントから約125km、車で約1時間半。アメリカのバッファローからは約35km、車で約30分の位置にあります。
またナイアガラの滝がある都市名は、カナダ側もアメリカ側も「ナイアガラフォールズ市」です。
ナイアガラの滝は三つの滝から構成されています。
カナダ滝は、カナダとアメリカ合衆国の国境にあります。
滝の幅は671mとナイアガラの滝の中で最も大きく、ナイアガラ川の90%の水量がカナダ滝に流れていきます。
アメリカ滝とブライダルベール滝はアメリカ合衆国側にあります。
アメリカ滝の幅は260mで、ナイアガラ川の10%の水量がアメリカ滝側に流れていきます。
ブライダルベール滝はアメリカ滝に比べて細く見えますが、幅15mと決して小さい滝ではありません。
Q. おすすめはアメリカ側それともカナダ側?
A. カナダ側がおすすめです!
ナイアガラ川沿いから三つの滝を正面から見る事ができるのは「カナダ側」です。
またカナダ側のナイアガラフォールズ市には、「クリフトン・ヒル」というアミューズメントパークや飲食店が立ち並ぶ繁華街があります。
アメリカ側でもボートツアーに参加すれば、ナイアガラの滝を正面から見る事はできます。
カナダとアメリカを繋ぐレインボーブリッジを渡って橋から滝を眺めたり、せっかくなので反対側の国に行ってどっちも楽しむのもありです。
レインボーブリッジは車だけでなく、徒歩で渡る事もできます!
一年中楽しめるアトラクション
- Falls Illumination(フォールズ・イルミネーション)
- Table Rock(テーブルロック)
- Journey Behind the Falls(ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ)
- Zipline to the Falls(ジップライン・トゥ・ザ・フォールズ)
- The Skylon Tower(スカイロンタワー)
- Clifton Hill(クリフトン・ヒル)
Falls Illumination(フォールズ・イルミネーション)
一年中、暗くなるとナイアガラの滝がライトアップされます。
せっかく行くなら、日中・夕日・イルミネーションで幻想的な夜景まで楽しんでみて下さい。
月によって日の入りの時間が違うので、始まる時間が違います。
さらに祝日によってライトの色も変わります。
詳しくは公式サイトのイルミネーションスケジュールをご確認ください。
Table Rock(テーブルロック)
カナダ滝の真横のテーブルのように突き出した岩が展望台になっています。
「Table Rock Welcome Centre」の目の前です。
ナイアガラ川の90%もの水量がカナダ滝に流れていく様子を間近で見ることができる、絶景スポットです。
住所 6650 Niagara River Pkwy, Niagara Falls, ON L2E 6T2, Canada
料金 無料
Journey Behind the Falls(ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ)
ナイアガラ瀑布の迫力を間近で下から見られるのがこのアトラクションです。
写真右下の青いカッパを着ているグループです。
さらに奥に行くとトンネルから滝の裏側も見ることができます。
住所 6650 Niagara River Pkwy, Niagara Falls, ON L2E 6T2, Canada
料金 大人(13歳以上)C$24 子供(3-12歳)C$16 2歳以下 無料
営業時間は季節や曜日によって違うので公式サイトでご確認ください。
Zipline to the Falls(ジップライン・トゥ・ザ・フォールズ)
12月31日から2月中旬まで休止になりますが、ほぼ一年中楽しむことができます。
アメリカ滝の前から、カナダ滝方面に670m滑走するアトラクションです。
住所 5920 Niagara River Pkwy, Niagara Falls, ON L2E 6X8, Canada
料金 一回 C$69.99から
2024年 12月31日から2月17日まで休止
The Skylon Tower(スカイロンタワー)
スカイロンタワーには展望台はもちろん、ふたつのレストランが入っています。
住所 5200 Robinson St, Niagara Falls, ON L2G 2A2, Canada
展望台の料金 大人(13歳以上)C$15 子供(4-12歳)C$8 4歳以下 無料
Clifton Hill(クリフトン・ヒル)
アミューズメントパークや飲食店が立ち並ぶ繁華街です。
Sky Wheel(観覧車)やDinosaur Adventure Golf(ダイナソーミニゴルフ)、Speedway(ゴーカート)やMovieland Wax Museum(ムービーランド蝋人形ミュージアム)などなどたくさんのアトラクションがあります。
住所 4960 Clifton Hill, Niagara Falls, ON L2G 3N4, Canada
冬ならではの楽しみ方
夏が人気のナイアガラの滝ですが、冬ならではの楽しみ方があります。
Winter Festival of Lights (ウィンターフェスティバルのライト)
ウィンターフェスティバルのライトアップは2023年11月18日から2024年1月7日まで開催されています。
ナイアガラ川沿いがホリデー仕様にデコレーションされ、夜になるとキラキラ輝きます。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
Niagara Falls Fireworks(花火)
2023年冬の花火スケジュール
- 11月18、24-25日 20時
- 12月1-2、8-9、15-16、22-31日 20時
- 12月31日 NYE 0時
- 1月1-7日 20時
※天候によって変更あり
花火は12月は毎週開催され、12月22日から1月7日まで毎日開催されます。
(夏季も開催されます。)
詳しくは公式サイトからご確認ください。
冬に行くデメリット
とにかく寒い
私たちが行った11月末は、気温が−2から5℃くらいでした。夜には雨が降り出しました。
風が吹くと体感温度は-5から-10℃にも感じますし、長時間外にいると芯から体が冷えます。
しっかり防寒して行って下さい。
ナイアガラクルーズや風向きによって濡れる可能性もあるので、ブーツや防水の靴で行くのがおすすめです。
時期によってナイアガラクルーズがやっていない
2023年のナイアガラクルーズの最終日は、11月25日の土曜日でした。
それ以降は春まで休止になるので注意して下さい。天候によって開始時期は変動します。
公式サイトから運行スケジュールをご確認ください。
チケットは現地のチケット売り場または、公式サイトから事前に購入できます。
住所 5920 Niagara River Pkwy, Niagara Falls, ON L2E 6X8, Canada
料金 大人(13歳以上)C$32.75 子供(3-12歳)C$22.75 2歳以下 無料
2023年最終日 11月25日土曜日
レンタカー日帰り観光モデルコース
この観光モデルコースの特徴
- 朝ゆっくりコース
- レンタカーで自力で行くので、時間に縛られず自由
- 日中・夕日・夜景と、ナイアガラの滝の3種類の違った表情が見れる
- 日帰りで、イルミネーション・花火まで楽しむ
※花火のスケジュールは公式サイトからご確認ください。
▼左上の四角をクリックすると場所が表示されます。
9時50分 – トロントでレンタカー
朝8時ピックアップの予定で予約していましたが、結局10時前にピックアップしました。
※レンタカー会社によってルールが違う様なので、注意して下さい。Hartzは予約の2時間以内にピックアップしないと予約がキャンセルされ、待っている人がいればその人にレンタルされます。
朝ゆっくりしたいなら朝10-11時頃のピックアップでも一日十分に楽しめます!
冬のナイアガラの滝でイルミネーションや花火が見たい場合、花火は8時開始なので夜まで結構時間があります。
出発する前に、必ず車体に傷がないかなどチェックをして下さい。
10時 – トロント出発
この日は土曜日で、少し渋滞していました。
でもロサンゼルスの渋滞に比べたら可愛いもんです。
12時 – ナイアガラ・オン・ザ・レイク到着
Niagara-on-the-Lakeはオンタリオ州の南側、オンタリオ湖に面した街です。
渋滞もあり一回トイレ休憩もして、トロントから約2時間かかりました。
ワインカントリーとしても有名で、周りにはワイナリーもたくさんあります。
12時 – ランチ
私たちはここに来てインド料理を選びました。
「PAPRI / パプリ」というインドのストリートフードをおすすめされました。
クラッカーの上にポテト、ヨーグルトソース、ざくろが乗っています。さっぱりしていてとても美味しかったです!
カレーとナンも本格的でとても美味しかったです!
Aura On The Lake
住所 233 King St #3, Niagara-on-the-Lake, ON L0S 1J0, Canada
営業時間 火水木 2 – 9pm 金 2pm – 12am 土 12pm – 12am 日 12pm – 9pm
定休日 月曜日
ナイアガラ・オン・ザ・レイクにはたくさんレストランがあるので、検索してみて下さい。
13時 – 街をぐるっと散策
観光客用の馬車がいました。
あちこちにクリスマスのデコレーションがあったりして可愛い街でした。
1864年創業のプリンス・オブ・ウェールズ・ホテルは、街のランドマークとも言える歴史あるホテルです。
街をぐるっと散策し、14時頃ナイアガラの滝に向かって出発しました。
14時半 – ナイアガラの滝到着
ナイアガラ・オン・ザ・レイクから約30分のドライブで到着しました!
ナイアガラの滝が見えると「おー!」と思わず声が出て、感激しました。
うっすら虹が出ていて綺麗でした。
駐車場
周辺にたくさん駐車場がありますが、値段が全然違います。
私達は繁華街クリフトン・ヒルの駐車場に停めました。ダイナソーゴルフの隣にあります。
土曜日はC$15(カナダドル)でした。
一番近いナイアガラの滝が見えるスポット(ナイアガラクルーズ周辺)まで徒歩で約10分です。
カナダ滝の横まで行くには徒歩で約25分くらいかかります。
寒い中歩くのが問題ない方にはおすすめです!
こちらはTable Rock Welcome Centreの裏の駐車場です。
公式サイトによるとC$20-28と書いてありますが、実際はC$35でした。
花火が開催される土曜日だったからかもしれません。
カナダ滝まで徒歩で約5−10分の場所に停めることができます。
できるだけ歩きたくない人にはおすすめです。
Precise ParkLink
住所 6635 Niagara River Pkwy, Niagara Falls, ON L2E 6T2, Canada
営業時間 6am – 12am
15時 – ナイアガラクルーズ
ナイアガラクルーズはやってないと思っていたのですが、なんとこの日が今年最後の営業日でした!
日中は約20分のツアーです。
夜の花火クルーズは約40分のツアーのようです。
15時のチケットを購入しました。
薄いビニールのカッパを着て、冬の滝壺まで行ってきました。
腕を通さず中に入れていたらそんなに濡れずに済みました。
足元は濡れるので、ブーツや防水の靴で行った方がいいです。
ピンクのカッパは、カナダ側の「ナイアガラクルーズ」で、ブルーのカッパは、アメリカ側の「霧の乙女号」です。
アメリカ滝とブライダルベール滝の前を通り、カナダ滝に向かって行きます。
間近で見るカナダ滝は迫力満点でした。
滝のしぶきが飛んできて濡れるのもまた醍醐味です!
船の一階に室内もありますが、やはり冬でも外がおすすめです!
15時半 – 川沿いを歩く
ナイアガラ川沿いを上流に向かって歩きました。
写真を撮ったり、ブランコに乗ったり、ゆっくり景色を楽しみながら歩きました。
少しずつ違った角度から見るナイアガラの滝は壮大で美しかったです。
11月末の日の入りの時間は、16時45分頃でした。
だんだんと日が落ちてきてまた違った表情です。
カナダ滝の真横にあるテーブル・ロックの展望台までやってきました。
ものすごい量の水が、ごう音を立てながら流れ落ちていくところが見れる絶景スポットです。
17時 – お土産・休憩
長時間外にいると体の真から冷えて結構寒いです。
カナダ滝の前には、「Table Rock Welcome Centre」があります。
一階にはお土産屋さんや、フードコート、休憩スペースなどがあります。
お土産を見たり、お菓子を食べて休憩しました。
メープルクリームがはさまれていないクッキーがなかなか見つけられず、苦戦しましたが唯一ここで見つけました。
クリーム入りは結構甘いです。クリームなしはちょうどいい甘さでおすすめです!
もっと買いだめしておけば良かったと後悔しています。
Table Rock Welcome Centre
住所 6650 Niagara River Pkwy, Niagara Falls, ON L2E 6T2, Canada
営業時間 24時間
18時 – ディナー
どこでディナーを食べようか迷ったあげく、2階にあるテーブル・ロック・ハウスでディナーを食べることにしました。
レストランの窓際の席から夜のイルミネーションを見る事ができます。
窓際は人気で予約で埋まっている様です。
もしも窓際でディナーを楽しみたいなら、事前に予約をしてみて下さい。
パンが柔らかくて美味しかったです。
1種類、にんにくがゴロゴロ入っているパンもありました。(写真右)
甘い缶詰のフルーツと栗や木の実などが添えてありました。
柔らかくて美味しかったです。
Table Rock House Restaurant
住所 6650 Niagara River Pkwy, Niagara Falls, ON L2G 0L0, Canada
営業時間 金土日 11:30am – 9pm 月火木 11:30am – 8pm 水 11:30am – 7pm
予約は公式サイトから。またはOpen Table(予約サイト)で。
19時50分 – フォールズ・イルミネーション
寒くて外で待機したくなかったので、花火の10分前までレストランでゆっくりしました。
10分前に外に出て、イルミネーションを見ながらどこで花火を見ようか場所を探しました。
夜の花火クルーズは、約40分のツアーでカナダ滝には接近しないそうです。
アメリカ滝を通って、カナダ滝手前まで行き、またアメリカ滝方面に戻っていきます。花火開始を待っています。
20時 – 花火
花火は5分間で、あっという間でした。
カナダ側のナイアガラクルーズの出発地点の近くから花火が上がっていました。
滝のイルミネーションと合わさってとても綺麗でした!
20時半 – クリフトン・ヒル
クリフトン・ヒルに戻ってきました。
たくさんのアトラクションがあり、曜日によっては夜遅くまでやっているので余力がある人はまだまだ楽しめます!
夫がSpeedway(ゴーカート)に乗りたいと言い出し、乗りに行きました。
青いカートが夫です。コースを3周して戻ってきます。
かなり楽しんでいました笑
21時 – トロントへ帰る
帰りは1時間半の道のりでした。
途中高速道路が封鎖されていて迂回しましたが、スムーズにトロントに帰ってくる事ができました。
22時半 – レンタカー返却
トロント市内で駐車場を探すのが不安だったのと翌日早起きして返却に行きたくなかったので、当日に返却しました。
営業時間外でも返却できるのでありがたかったです。
23時前 – ホテル到着
メトロに乗ってホテルに帰ってきました。
冬のナイアガラの滝まとめ
冬のナイアガラの滝を満喫しました!
ナイアガラの滝はトロントからたったの1時間半です。
海外での運転に自信がある人は、レンタカーがおすすめです!
時間に縛られる事なく、自由に楽しむ事ができます。
冬でも楽しめるアトラクションがいっぱいなので、気になるものがあればぜひ体験してみて下さい!
国境を越えたい方は、パスポートをお忘れなく。
>>カナダ旅行に便利なeSIMはこちら