ペルー ってどんな国?治安はいい?
マチュピチュやナスカの地上絵などの世界遺産はもちろん、毎年世界ランキング上位に入るレストランなど美食の国としても有名なペルー。
パンデミック中は行けませんでしたが、夫の実家がリマにあるので一年に一度はペルーを訪問しています。
旅人にとっては、一度は行ってみたい憧れの国だと思います!
気になる治安や実際にあった話とスリ対策も合わせて、ペルーの基本情報をご紹介します!
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ペルーといえば
- 世界遺産
- 美食の国
- アルパカ
世界遺産
まず、一番に思いつくのは世界遺産ではないでしょうか。
マチュピチュやナスカの地上絵は誰もが知っているペルーの有名な世界遺産ですよね。
ペルーには世界遺産が13ヶ所あります。
せっかくペルーに行くなら絶対にチェックしたいスポットばかり!
美食の国
次に、ペルーは「美食の国」です。
海の幸からアンデス、アマゾンの恵まで食材が豊富。
移民が多いペルーでは、スペインをはじめとしたヨーロッパや、アジアの食文化が混ざり合っています。
毎年世界ランキングに入るようなレストランやシェフがたくさんいるので、要チェックです!
アルパカ
アルパカは、アンデス山脈に生息しているラクダ科の動物です。
その動物自体がもこもこで可愛いのはもちろん、繊維は暖かく、丈夫で高級な天然素材です。
上質な物は、滑らかでシルクのような肌触りです。
アルパカの繊維でできたぬいぐるみや手袋、帽子、ストールなど、自分用やお土産にも喜ばれます。
基本情報
ペルー
ペルーの正式名称は、ペルー共和国です。
総面積、128万5,220㎢。日本の約3.4倍で、世界ランキング19位。
人口、3,297万2,000人(2020年)で、世界ランキング39位。
ペルーは南米大陸の中央・西側にあります。太平洋に面していて、エクアドル、コロンビア、ブラジル、ボリビア、チリに囲まれています。
日本の裏側はブラジルなので、ブラジルのお隣さんのペルーは〝ほぼ日本の裏側〟という事になります。
日本からペルーへの直行便はないので、日本からだと飛行機3本ほど乗り継いで、約24時間かかります。アメリカ・ロサンゼルスからだと直行便で約8時間半です。
国旗・国章
ペルーの国旗 – 赤は勇気と愛国心、白は平和と名誉を象徴しています。
ペルーの国章 – 左上の動物がビクーニャ、右上が南米にはえているキナの木、下にあるのは財宝を意味しています。
首都
首都は太平洋に面した港町、リマです。
ペルー第2の都市は、南にあるアレキパ。マチュピチュに1番近い都市は、クスコです。
言語
スペイン語、ケチュア語、アイマラ語。
ペルーに行って驚いたのは20-50代くらいの年代は、英語が話せる人が多い事です。高校の授業が英語での授業だったとか。夫の周りで全く英語が話せないのは、おばあちゃんと2-3人の友達くらいです。
気候
南半球に位置するペルーは、日本やアメリカなどがある北半球とは季節が逆です。
ペルーには主に3つのエリアがあり、太平洋側の海岸地帯、アンデス山脈の山岳地帯、アマゾンの森林地帯に分かれています。その地域によって気候が異なります。
ペルーの首都リマは、海岸地帯にあり年間を通してほとんど雨がふりませんが〝リマグレー〟というフレーズがあるほど雲天(どんてん)が多いそうです。
時差
ペルーと日本との時差は、−14時間。日本が14時間進んでいます。
カリフォルニアとの時差は、+2時間。ペルーが2時間進んでいます。
シカゴやテキサスなどは時間軸が一緒。ニューヨークとは−1時間。
アメリカにはサマータイムがあるので、サマータイムによっては1時間前後します。
通貨
ペルーの通貨は、ソル。表記は、s/です。
両替
日本円からペルーの現地通貨ソルに両替できる場所がほぼありません。米ドルを持参し現地で両替するのが1番良いとされています。
ドルは$1札や$5札など少額の紙幣を持っていく事をおすすめします。ソルが無くなったけどドルを持っている場合、ドルでチップを渡す事もできます。
街中の銀行の前などに〝カンビスタ〟と呼ばれている両替商の人たちが立っていますが、レートが高めだったりスペイン語や英語が話せないと騙されたりするので気をつけて下さい。
ペルーでの両替は、両替所でするのが1番安心してできるようです。レートはもちろん手数料がいくらなのかも確認の上、両替所を選んで下さい。
リマなど都市部は基本クレジットカードが使えるので、現地通貨への両替は最小限で大丈夫です。チップもクレジットカードでのお会計の時に加算出来ます。
小さい町や道端の出店・お土産屋さんなどは、現金のみの場合もあるので現地通貨が必要になります。
チップの習慣
チップは義務ではありませんが、レストランなどで良いサービスを受けた時にはお会計の10%程度を渡すのが主流になってきているようです。
治安
実際に何度もペルーに行ってみて、治安が良い観光地エリアと治安が悪いエリアがはっきりしている印象です。スリや置き引きに注意が必要です。
人気のない場所や夜一人で出歩くのも十分注意して下さい。
実際にあった話とスリ対策
- 2016年に家族でクスコに行き、年越しをしました。大晦日で広場が混雑していて、姉はいつの間にかポケットから財布を盗まれました。
– 財布や携帯はストラップをつけて首にかけたり、服やバッグに繋いでおくのがベストです。現金は最小限にして、全部一つの財布に入れるのではなく分散して携帯すると万が一の時に全部失わなくてすみます。
- 観光地エリアで日中に若い女性がひとりで歩いていて、若い男が彼女の携帯かバックをひったくって全力疾走で逃げて行くのを見た事があります。
– ショルダーバックやリュックは前方にかける事をおすすめします。携帯をいじりながら歩いたり、ショルダーストラップなどを付けずにただ手に持っていると盗まれる可能性大です。歩いている時は前ポケットに貴重品を入れるのがベストです。
- 義理の母が車の中で窓を開けて携帯をいじっていたら、バイクが横にきて携帯を取られたそうです。
– 車に乗る時は窓を閉めて、携帯をいじるのを控え貴重品は座席の足元に置くなど外から見えない様にするのがベストです。
- 住宅街で銃を突きつけられて、新しいiPhoneとApple watchを取られたという話も聞きました。
– 万が一銃を突きつけられたら抵抗せず、全部くれてやりましょう。命はお金では買えません。
このようにペルー人でも被害に合うので、観光客は十分注意が必要です。
現地の案内してくれる人がいない限り、観光地エリア以外行かないのが得策です。
交通手段
タクシー・バス
空港のタクシーやバスは割高です。
流しのタクシーやバスは、コミュニケーショはもちろん値段交渉などが必要になるのでスペイン語が話せないとぼったくられる事もあるようです。(英語が話せる人も多いです。)
移動は、UberかCabfyの様なアプリで完結できるタクシーサービスを利用する事をおすすめします。
車 – レンタカー
ペルーでの運転はリアル・マリオカート状態です。3車線のところに4台並んだり、ギリギリの所をスイスイ割り込んできます。不思議と事故はほぼ見かけた事がありません。
みんなすぐにクラクションを鳴らすので明け方から夜中までずーっとクラクションの音が鳴り響いています…。うるさくて眠れないくらいです。
旅行者は、ペルー都心での運転はおすすめできません。日常的にアメリカで運転している私でも、ペルーで運転する自信はありません。
プラグと電圧
ペルー – A、C、SEタイプ – 古い家やホテルだとCやSEタイプが多いですが、新しめの家やホテルはAタイプが多いです。
日本・アメリカ – Aタイプ
ペルーの電圧が220ボルト/ 60アンペアです。
日本の電圧が100ボルト、アメリカの電圧は110-120ボルトなので、約2倍の差があります。日本・アメリカの電圧にしか対応していない電化製品には、変圧器が必要です。
電話番号
国番号は、+51です。
ちなみに日本は+81、アメリカは+1です。
ペルーまとめ
旅人にとっては、一度は行ってみたい憧れの国ペルー!
日本から行くとなると片道約24時間、往復で48時間もかかります。
せっかくペルーに行く事になったら、基本情報をしっかりおさえて思う存分に楽しみましょう♪
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