台湾・台北を代表するランドマーク「台北101」。
展望台からの景色を楽しんだり、グルメやショッピングまで、一気に楽しめる台湾観光の定番スポットです。
この記事では、基本情報から見どころやお得な割引チケットの購入方法まで、実際に訪れる際に役立つ情報をご紹介します!
台北101とは?
基本情報

台北101(タイペイ・ワンオーワン)は、台湾一の高さを誇る超高層ビルです。高さは508メートルで、地上101階、地下5階建。
2004年に開業した当時は世界一の高さだったそうですが、2010年に開業したドバイの「Burj Khalifa(ブルジュ・ハリファ)- 828メートル」に抜かれ、2025年現在は世界で12番目の高さとなっています。
ちなみに2025年現在日本一高い高層ビルは麻布台ヒルズ森JPタワーで約325メートル。二番目はあべのハルカス300メートルです。台北101は、それらのビルよりも約200メートルも高いのです。
オフィスビルでありながら、展望台やショッピングモール、レストラン街を備えた観光名所としても有名です。
台北101観景台
住所:110 台湾 Taipei City, Xinyi District, Section 5, Xinyi Rd, 7號89樓
営業時間:10am – 9pm(最終入場8:15pm)
アクセス
台北101は、信義エリアに位置しアクセスしやすい場所にあります。
台北駅からはMRTで約18分ほど。最寄駅は、MRT淡水信義線「台北101/世貿駅」で4番出口が直結しています。
展望台チケットの料金
種類 | 値段(2025年9月現在) |
---|---|
メインデッキ89階展望台 | NT$600(約2,913円 – $20) |
メインデッキ89階展望台 – クイックゲート専用 | NT$1,200(約5,826円 – $39.5) |
89階+101階セットチケット/秘密の花園 | NT$980(約4,758円 – $32) |
Skyline460シングルチケット | NT$3,000(約14,558円 – $99) |
115cm以下の子供は無料で入場できます。学生割引あり。
メインデッキ89階展望台のチケットは、88階のウィンドダンパーエリアや91階の屋外展望デッキにもアクセス可能。
クイックゲート専用チケットは、混んでいても並ばずにすぐ展望台に行けるチケットです。
101階はこれまでVIP専用で秘密に閉ざされたエリアでしたが、2019年に一般に解放されました。
Skyline460は、101階の屋外展望台を歩く体験ができるものです。
お得な割引チケット購入方法
チケットは当日にカウンターで購入するよりも、klookやkkday経由で購入した方がお得です!
電子チケットで直接入場可能。当日にチケット購入の列に並ぶ必要がなく、待ち時間を短縮できるのでおすすめです。
台北101訪問 – 見どころ
展望台までの行き方

真下から見る台北101は迫力がありますね〜!
台北101展望台のエントランス&チケット売り場は5階にあります。
まずはビルの中に入りましょう。展望台へのサインに従い進んでいきます。
5階に行くエレベーターに乗るか、4階までエレベーターで行き中央のエスカレーターで5階に上がる方法があります。
展望台エントランス

チケットをまだ持っていない方は、カウンターでチケットを購入することができます。
クレジットカード決済も可能です。

私たちはお得な割引チケットの存在を知らなかったので、カウンターでチケットを購入しました。
チケットと2025年度のしっかりした卓上カレンダーなどをもらいました。超高速エレベータ
超高速エレベーター

5階から89階の展望台までは、わずか37秒!
あっという間に展望台に到着します。
展望台からの景色(89階)

台北101の最大の魅力はやはり展望台からの景色です。
89階の屋内展望フロアは、高さ382メートルから360℃市内を一望でき、天気が良い日には遠くの山々まで見渡せます。

特に夕暮れから夜景に移り変わる時間帯は、旅行者に人気です。
大谷翔平選手の展示「Dreams Fly High」

私たちが行った時期には、展望台89階に大谷翔平選手が史上初めて「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成した記念のホームランボールや関連グッズの展示がありました。(2025年3月で終了しています。)
記念ボールは、台北101に入居する企業が439万2,000ドル(約1億4,200万台湾ドル)という驚異的な価格で落札したそうです。日本円にしてなんと約6億4,000万円…!!
警備の人がふたり横に立っていました。そりゃそうですよね。

大谷選手のエンゼルスのユニフォームやドジャースの帽子、サイン入りボールなどなど。

世界で活躍する大谷選手は、本当に日本人の誇りです。
野外展望台(91階)
89階から91階までは階段で上がって行きます。
※雨天や強風など天候によっては解放されない場合があります。
野外展望台は、360℃解放されているわけではなくビルの西側のみが解放されています。
高さ390メートルから市内を一望でき、窓ガラスがない分はっきり見えます。
世界最大級の風圧制御装置「ウィンドダンパー」

87階から92階の中央には直径5.5メートル、重さ660トンの巨大な球体「ウィンドダンパー」が設置されています。
地震や強風の揺れを軽減する仕組みで、88階から間近で見ることができます。
夜の台北101

展望台からの夜景も綺麗ですが、周辺の公園や街角からもライトアップされた台北101を眺めたり写真撮影も人気です。
館内グルメとショッピング

下層階には高級ブランドショップやお土産店が立ち並び、買い物も楽しめます。
また、フードコートやレストラン街には台湾ならではの料理が集まり、観光の合間に気軽に立ち寄れるのも魅力です。
有名な鼎泰豊も入っています。
台北101まとめ
台北101は、台湾・台北を代表するランドマークです。
台湾一の高さを誇る超高層ビル、展望台からの絶景、グルメやショッピングと、一気に楽しめるのが魅力。
日中も夕方も夜景も綺麗なので、どの時間帯に行っても満足できるでしょう。
短期滞在でも効率よく訪問できるアクセスの良さもポイントで、旅行プランに組み込みやすいです。
次の台湾・台北旅行の参考にしてください!