100年以上の歴史を誇る名門ホテル「ウィンター パレス ルクソール(Winter Palace Luxor)」。
エジプト旅行といえば、カイロのほかにルクソールに行く方が多いと思います。
ルクソールは、カルナック神殿やルクソール神殿、王家の谷など、古代エジプト遺跡の宝庫。そんな遺跡巡りの合間に、少し違った角度から「ルクソールの歴史」を感じられる場所が、ウィンター パレス ルクソールです。
このホテルは、名門ホテルでありながら宿泊しなくても庭園を散策できます!(バウチャーの購入必須)
今回は、実際に訪れて感じた雰囲気や、観光の合間に立ち寄るおすすめポイントをご紹介します。
ウィンター パレス ルクソールとは

ルクソール空港から配車アプリのinDriveを利用して、ルクソールの街へ向かいました。
運転手さんたちが口をそろえて「ルクソールで一番有名なホテル」と教えてくれたのが、「ウィンター パレス ルクソール」でした。
100年以上の歴史を誇る、ルクソールを代表する老舗の五つ星ホテルです。
1886年頃に建てられ、当初は上流階級の貴族や裕福な考古学者など、ごく限られた人々だけが利用できる施設だったそうです。その後、1907年に現在のウィンター パレス ホテルとして正式に開業したといわれています。
かつてはヨーロッパの貴族や外交官、考古学者たちが滞在し、ツタンカーメン王墓を発見したハワード・カーターも関係者とともに利用していたそうです。
建物はコロニアル様式で、外観や内装からは、まるで20世紀初頭のヨーロッパのような雰囲気が感じられます。
Sofitel Winter Palace Luxor
宿泊しなくても庭園を散策できる!
多くの高級ホテルでは、敷地内は宿泊者限定となっていることが一般的ですが、ウィンター パレスの庭園は日中であれば宿泊者以外でも散策が可能!ということで行ってきました。
2025年11月中旬に行った時の様子をご紹介します。
ウィンター パレスへ
カイロではUberを利用して目的地へ移動していたため、街を歩いて散策することはほとんどありませんでした。
一方、ルクソールの街は比較的コンパクトで、散策しながら徒歩で移動することに。
すると次から次へと客引きが声をかけてきて、「これがエジプト名物ともいわれるしつこい客引きか…!」と身をもって実感することになりました。

ウィンター パレスに到着。
一階には上品なドアマンの方がいました。声をかけられたので、ホテルの中に入りたいと伝えると2階ですよと教えてくれました。
階段を登って2階のメインエントランスからホテルに入りました。
ホテルの中に入った瞬間、そこにはルクソールの喧騒とはかけ離れた静かで優雅な時間が流れていました。
1人500エジプトポンドのバウチャー

フロントデスクで確認すると、宿泊者以外は1人あたり500エジプトポンドのバウチャーを購入する必要があるとのことでした。
入場自体は実質無料ですが、「館内で何か利用してくださいね」というシステムでした。
歴史ある名門ホテルだけに、こうしたシステムを設けないと、観光客が増えすぎて雰囲気が乱れてしまうのかもしれません。
購入したバウチャーは、館内のレストランやカフェなどで利用できるそうです。
2人分で1,000エジプトポンド。日本円にすると約3,300円、米ドルで約$21ほどです。(2026年1月現在)
エジプトの物価を考えると決して安い金額ではありませんが、宿泊するよりはかなり手頃です。
せっかくルクソールまで来たので、バウチャーを購入することにしました。
館内の雰囲気

フロアのタイル、アンティークな家具やシャンデリアが特徴的です。
まるでタイムスリップしたかのような気分になります。

廊下には長〜いレッドカーペット。
左右には展示物もあるので、ちょっとした美術館のようでした。

館内には2ヶ所のバー/ラウンジ、3ヶ所のレストランがあります。テラスとプールの近くにもバーが2ヶ所あるようです。
庭園の雰囲気

ロビーからまっすぐ外に出ると2階のテラスに出ます。(写真中央の人がいるところ)

テラスからの景色はこんな感じ。
広い敷地には、
- 手入れの行き届いた芝生
- 背の高いヤシの木
- 噴水
- プール
ナイル川沿いのルクソールとは思えないほど、静かで落ち着いた空間が広がっています。

1階に降りて庭園を散策しました。

奥に進むとプールがありました。

完璧!と言っていいほど、手入れの行き届いた庭園です。
15人の庭師チームによって、日々お手入れされているそうです。

フラミンゴも放し飼いされていました。
季節や時間帯によっては色とりどりの花や、野鳥を観察できるようです。

どこで写真を撮っても絵になります。
ラウンジでコーヒーをいただく

バウチャーを使うため、バー/ラウンジ「ROYAL BAR」にやってきました。
落ち着いたボルドー色の壁に木目調のアンティーク家具が調和し、重厚で落ち着いた雰囲気に包まれています。写真は撮れませんでしたが、入り口にはクラシックで美しい半円のバーカウンターがあります。
かつての旅人たちが優雅な時間を過ごした場所です。
午前9時から午前0時まで営業しているようです。私たちが行ったのは午前10時半頃で人がいませんでした。

わたしは朝の1杯、コーヒーをいただくことに。
夫はコーラをオーダーしました。

こちらのラテは、クッキー付きで300エジプトポンドでした。日本円にして約1,000円、米ドルで約$6。(2026年1月現在)
ちなみにルクソールの中級ホテルで購入したラテは80エジプトポンドでした。
比べるとかなり高価ですが、せっかくなので私たちもここで優雅なひと時を楽しみました。
そしてお水と炭酸水を何本か追加して、お会計を1,000エジプトポンドぴったりにしてもらいました。
サービスが良かったので、最後にチップも渡しました。
観光の合間に立ち寄りやすい
ウィンター パレスの庭園散策は、
「わざわざ時間を割く」というより、観光ルートの途中に組み込みやすいのが魅力です。
- ルクソール神殿から徒歩圏内
- ナイル川沿いの散策と相性が良い
- 宿泊しなくても散策できる(バウチャーの購入必須)
- バー/ラウンジやレストラン利用だけも可能
という点から、短時間でも満足感が高いスポットだと感じました。
写真を撮るだけでも十分楽しめますし、ホテルの中や庭園を散策するだけで、非日常感があります。
私たちは館内と庭園を散策してからラウンジを利用し、約1時間滞在しました。

訪れる際の注意点
- 服装はカジュアルすぎない方が無難 – 高級ホテルなので、極端にラフな格好は避けたほうが安心です。
- 夜間は宿泊者以外立ち入り不可の場合あり – 日中の訪問がおすすめです。
まとめ|ルクソール観光の合間に寄り道
ウィンター パレス ルクソールは、
- 100年以上の歴史を誇る名門ホテル
- 宿泊しなくても庭園を散策できる
- ルクソール観光の合間に立ち寄りやすい
という点で、大人のエジプト旅行にぴったりのスポットです。
時間に余裕がある方は、遺跡巡りだけで終わらせず、「かつての旅人たちが過ごした空気」を感じる時間をぜひ旅行のスケジュールに加えてみてください。
またいつかルクソールを訪れる際には滞在してみたいホテルのひとつになりました。
予算に余裕があって歴史的ホテルを体感したい方は、ぜひ宿泊を検討してみてください。

