【栃木旅行】冬の日光東照宮を満喫!おすすめの見どころとアクセスガイド

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    【栃木旅行】冬の日光東照宮を満喫!おすすめの見どころとアクセスガイド

    栃木県にある日光東照宮は、徳川家康を祀る「ユネスコ世界文化遺産」です。国内外から多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。

    豪華絢爛な社殿群や彫刻は一年を通して楽しめますが、冬は比較的観光客が少なく静かで荘厳な雰囲気を楽しむことができます。

    今回は、2024年の年末に日光東照宮を訪れた際の旅行記をもとに、見どころ・アクセス方法・冬ならではの注意点を詳しくご紹介します。

    ▼愛犬との旅行を検討している方はこちらも参考にしてください。

    目次

    日光東照宮とは?

    基本情報

    日光東照宮

    日光東照宮は、栃木県日光市にある社殿群で「ユネスコ世界文化遺産」に登録されています。

    江戸幕府を開いた徳川家康を祀る、日本を代表する神社として1617年に創建されました。

    豪華絢爛な彫刻や社殿群が特徴で、世界遺産「日光の社寺」の中心的存在となっています。

    冬は観光客が比較的少ないため、静かに参拝したい人におすすめの季節です。

    日光東照宮

    拝観料とお得な拝観券

    個人(1〜34名)団体(35名以上)
    大人・高校生1,600円1,440円
    小・中学生550円495円
    日光東照宮の拝観受付所(左)

    拝観券は当日に表門の手前・左側の列ができている「拝観受付所」で購入することができます。

    拝観券

    東照宮拝観券と薬師堂拝観券がセットになっています。

    kkday(ケーケーデイ)経由で事前に購入すると、アプリダウンロード特典として100円オフクーポンがあります!※会員登録が必要で、クーポンは数量限定です。

    さらに当日に拝観券購入の列に並ぶ必要がなく、団体受付(⑦番窓口)で拝観券と引き換えることができます。

    ぜひチェックしてみてください。

    日光東照宮の見どころ

    ▼写真をクリックすると拡大できます。

    日光東照宮の境内マップ
    出典:日光東照宮
    • 重要文化財】神厩舎 – 三猿
    • 【国宝】陽明門
    • 【国宝】唐門
    • 【国宝】御本社
    • 【国宝】眠り猫
    • 重要文化財】奥宮
    • 薬師堂 – 鳴龍

    日光東照宮には55棟の社殿があり、そのうち8棟が国宝34棟が重要文化財に指定されています。

    時間がある方は探してみてください。

    この記事では、主な見どころを2024年の年末に行った時の体験談とともにご紹介します。

    日光東照宮の石鳥居

    表参道を歩き、大きな石鳥居から入場しました。

    石才は、まず九州から小山まで船で運ばれそのあと陸路は人力でこの日光まで運ばれてきたそうです。

    ①【重要文化財】神厩舎(しんきゅうしゃ)- 三猿

    日光東照宮の新厩舎

    神厩舎(しんきゅうしゃ)とは、ご神馬をつなぐ厩(うまや)だったそうです。

    その厩には猿の彫刻の装飾が8面あります。人間の一生を風刺しているそうです。

    三猿

    特に有名なのが「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿。

    「悪いものを見ず、言わず、聞かず」=心を清らかにして正しく生きるという教訓を示したものです。

    ②【国宝】陽明門(ようめいもん)

    日光東照宮の陽明門

    日光東照宮の象徴的な門「陽明門」は東照宮全体の正門にあたります。

    500以上を超える精巧な彫刻が施されているそうです。金箔の使用枚数は約24万枚とも言われる豪華さです。

    晴れた日にはさらに神々しい陽明門を見ることができます。

    あまりにも装飾が見事で、一日眺めても飽きないことから別名「日暮の門(ひぐらしのもん)」とも呼ばれているそうです。

    ③【国宝】唐門(からもん)

    日光東照宮の唐門

    唐門は、御本社拝殿の正門にあたります。

    貝殻を焼いて作った白色の顔料「胡粉(ごふん)」で全体が白く塗られているのが特徴的です。陽明門とはまた違った豪華さがあります。

    ここから御本社に入ることはできません。右に進むと靴置き場と入り口があります。

    ④【国宝】御本社(ごほんしゃ)

    日光東照宮の御本社
    出典:東照宮

    唐門の後ろにあるのが、日光東照宮の中で最も重要な本殿部分です。

    靴を脱いで御本社に入り、見学することができます。外観だけでなく内側にも豪華な装飾がされています。

    拝殿の左右には「将軍着座の間(しょうぐんちゃくざのま)」と「法親王着座の間(ほっしんのうちゃくざのま)」が設けらています。それぞれ徳川将軍と皇族法親王の特別な身分の人だけが着座できる特別な空間になっています。

    ⑤【国宝】眠り猫

    日光東照宮の眠り猫
    出典:東照宮

    奥宮へと続く坂下門の上部にあります。高さは約20cm程度の小さな彫刻なので、見逃してしまいそうになりますが探してみてください。

    牡丹の花に囲まれ日の光を浴びながらうたた寝をしている猫の彫刻です。これは徳川家康が願った「平和な世の中」を象徴しているそうです。

    ⑥【重要文化財】奥宮

    日光東照宮の奥宮
    出典:東照宮

    坂下門から奥宮までは約200段の石段があります。奥宮は徳川家康が眠る最も神聖な場所=墓所です。

    参道には樹齢600年以上と言われている大きな杉の木があります。「願いが叶う杉=叶杉(かなうすぎ)」として信仰され、参拝者に人気のスポットとなっています。

    ⑦薬師堂 – 鳴龍

    薬師堂

    靴を脱いで、靴を持って中に入ります。少人数のグループごとに中に案内され、説明を聞き「鳴き龍」を見学しました。海外の方もいたので、日本語と英語でも説明していました。

    堂内の天井いっぱいに描かれた、約8メートルの大きな龍の絵が見どころです

    「鳴き龍」と呼ばれるのは、龍の頭の下で拍子木を打つと反響して「龍が鳴いているような音」に聞こえるからだそうです。実際に鳴らしてくれるので、体感することができます。

    アクセス

    • 車で行く
    • 電車+バスで行く

    車で行く

    冬季は、雪が降ったり凍結することがあるので路面の状態に注意が必要です。スタッドレスを準備していくと安心です。

    車の場合は東北自動車道の「日光IC」から約2kmくらいで到着します。

    東京からは約2時間、仙台からは約3時間です。

    駐車場付近に到着すると両側に有料の駐車場が2ヶ所見えてきます。

    • 日光東照宮大駐車場 普通車専用600円 – 機械で後払い
    • 第二駐車場 普通車500円、二輪車300円 – 入口で係の方にお支払い

    どちらに停めても大丈夫です。距離もそんなに変わりません。私たちは100円安い500円の方に駐車しました。

    電車+バスか徒歩で行く

    最寄り駅はJR「日光駅」または東武鉄道「東武日光駅」です。

    東京からは約2時間、宇都宮からは約45分です。

    そこから東武バスの「世界遺産巡りバス」などに約5分乗り「表参道」停留所で下車し、徒歩5分ほどで着きます。

    街道沿いにたくさんお店もあるのでランチや休憩しつつ徒歩で向かっても楽しいと思います。徒歩だと約40分です。

    冬の注意点

    • 防寒対策:1月〜2月の日光は氷点下の日も珍しくなく、平均最低気温は−3°C前後、最高気温でも3〜4°C程度です。防寒着や手袋、帽子を持って行きましょう。
    • スタッドレス:冬季は雪が降ったり凍結することがあるのでスタッドレスを準備していくと安心です。
    • 雪道の安全:歩道や階段などが凍結して滑りやすくなるため、滑り止め付きの靴や杖があると安心です。
    • 交通の乱れ:冬の天候によってはバスの本数が減少したり、遅延が発生することがあります。時間に余裕を持って旅行計画を立てましょう。

    日光東照宮まとめ

    日光東照宮の神輿舎(しんよしゃ)
    【重要文化財】神輿舎(しんよしゃ)

    日光東照宮は、一年を通して楽しめる世界遺産です。

    冬は寒さと交通状況には注意しつつ、冬ならではの美しい日光を楽しんでください。雪に包まれた社殿群や、豪華な彫刻、精巧な建築美など見どころがたくさんあります。

    アクセスは車や電車とバスが便利で、宿泊は温泉地などの選択肢も豊富です。

    これから冬の日光旅行を計画している方に少しでも参考になれば嬉しいです。

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