「ahamo」はNTTドコモが提供するオンライン受付専門のプランです。
シンプルで分かりやすいプランが特徴で、契約もトラブルシューティングもオンラインからのみです。
外国人の名前はローマ字なので、文字数が多い人が多いと思います。夫の名前が長すぎて入りきらず、「ahamo」の申し込みができませんでした。
そんな時の対処法を実体験をもとにご紹介します。
携帯電話を契約できる条件
まずは、日本の携帯電話を契約するための条件を確認してきましょう。
- 基本的に契約者本人からの申し込みが必要
- 日本発行の身分証明書を持っている(運転免許証やマイナンバーカード、在留カードなど)
- 日本に転入届を出している(住民票がある)
2006年4月1日に施行された「携帯電話不正利用防止法」によって、携帯電話の契約が厳しくなりました。
「契約者の本人確認書類の原本」で本人であることの確認をするそうです。身分証明書に現住所記載のものが必要です。契約したいキャリアで詳細を確認してください。
日本人であっても住所が記載されていない「パスポート」のみでは契約はできません。
「在留カード」を持っていても、裏面に現住所が記載されていないといけません。日本の役所に「転入届」を出すと裏面に住所を印刷してもらえます。
名前が長すぎて入りきらない!?
日本人は「苗字+氏名」なのでこの問題にぶち当たることはほとんどないでしょう。
外国で一般的なローマ字で「氏名+ミドルネーム+苗字」だと文字数が多すぎて入りきらないことがあります。
ペルー人の夫にいたっては、「氏名+ミドルネーム+ミドルネーム+父方の苗字+母方の苗字」とありえないくらい長いです笑
アメリカでは略して公式に全ての身分証を「氏名+苗字」とすることができましたが、日本ではできません。
身分証と一致させるため、何かの契約の時には毎回フルネームを全て書かなければいけません…。
対処法
▼対処法は4つ
- 入るところまで入力し問い合わせる
- 「ahamo」を店頭で契約する
- 「ahamo」はやめて窓口対応の「ドコモ」のプランにする
- 窓口対応プランを契約した後「ahamo」に変更
私たちは①チャットで問い合わせにかなり時間がかかりうまくいかなかったので、④に進みました。
①入るところまで入力し問い合わせる
ミドルネームの前後にはスペースは必要ないようです。
フリガナは全て入力する必要があります。フリガナも入りきらない場合、入るところまで入力して申し込んだ後に有人チャットに問い合わせましょう。
チャットのみで電話で問い合わせできないので、かなり時間がかかりました。うまくいかなかったので、④に進みました。
②「ahamo」を店頭で契約する
「ahamo」を店頭で契約すると事務手数料として一律3,850円かかります。
③窓口対応の「ドコモ」のプランを契約する
「ahamo」はやめてもう窓口対応の「ドコモ」のプランにするのもひとつの手です。
携帯をあまり使わない方は、プランによっては「ahamo」より安いです。
そして窓口や電話で対応してもらえるのは困った時にはかなり楽です。
④窓口対応プランを契約した後「ahamo」に変更
混んでいて予約制の店舗が多かったです。最寄りの店舗に行き予約を取りましょう。
必要な身分証明書をお忘れなく。
私たちはドコモの一番安いプランを窓口で契約しました。
「irumo」の0.5GBなら月額500円です。あまり携帯を使わない人は「ahamo」より安いプランもあるので、そっちを検討しても良さそうです。
お店の方が手続きを全てやってくれるのでとても楽でした。
一度システムに入ってしまえば、その後の変更は簡単です。
店頭で「ahamo」の契約をすることも可能ですが、事務手数料として一律3,850円かかります。
注意点は、最初に契約したプランの月額料金と「ahamo」で契約するプランの月額料金がダブルでかかることです。
「ahamo」のサイトからオンラインですぐに契約を変更することが可能です。
ahamoまとめ
名前が長くて入りきらない場合、入るところまで入力し有人チャットで問い合わせをしましょう。
それでもうまくいかない場合、「店頭でドコモの一番安いプランを契約」→「ahamoに変更する」方法が一番安く手っ取り早いです。
ドコモの一番安いプランで月額500円はかかってしまいますが、「ahamo」を店頭で契約すると事務手数料として一律3,850円かかるのでそれよりは安くすみます。
日本では「日本の携帯電話番号」がないと、家も借りられません。
日本の免許証があればすぐ携帯電話を契約することができますが、失効してしまいました…。
免許証がない場合、家がないのに日本に「転入届」を出さないと携帯も契約できません。