2025年アメリカのサマータイムはいつからいつまで?デイライトセービング

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    2025年アメリカのサマータイムはいつからいつまで?デイライトセービング

    今年もサマータイム終了の季節がやってきました!

    日本では馴染みがない「Daylight Saving(デイライト・セービング)」。アメリカでは年に2回、時間を1時間調整します。

    この記事を読むとわかること
    • アメリカのデイライト・セービングについて
    • 時間が進むのか戻るのかの覚え方
    • 2025年2026年のサマータイムはいつからいつまでか
    • デイライト・セービングのメリットとデメリット
    • 旅行前に押さえておきたい5つの注意点

    それでは詳しくご紹介します。

    目次

    アメリカのデイライト・セービングとは?

    基本情報

    「Daylight Saving(デイライト・セービング)」は、日照時間を有効に活用しエネルギーを節約する事が目的で開始されました。

    アメリカでは1918年から始まった制度だそうで、もう100年以上続いています。

    3月の第二日曜日に1時間時計を進め、11月の第一日曜日に1時間時計を戻します。

    3月の第二日曜日から11月の第一日曜日までの時間帯を「サマータイム」と呼びます。

    サマータイム以外の期間の時間帯は「スタンダードタイム / 標準時間」です。

    2025年現在、ハワイ州とアリゾナ州を除く、アメリカ全土の州で実施されています。

    日本との時差

    サマータイムが始まると、日本との時差も変わるので注意が必要です。

    カリフォルニアなどの西海岸の場合、サマータイム中は時差16時間です。サマータイムが終わると時差が17時間になります。

    ニューヨークなどの東海岸の場合、サマータイム中は時差13時間です。サマータイムが終わると時差が14時間になります。

    覚え方

    春に時間を進め、秋に時間を戻すことから、英語では “Spring Forward, Fall Back” というフレーズで表現されます。

    毎回「時間が増えるのか減るのか」迷ってしまう人も多いと思いますが、私はこのフレーズを思い出すようにしています。

    つまり、春(Spring)は1時間進む = 睡眠時間が1時間減る、秋(Fall)は1時間戻る = 1時間長く寝られるという覚え方です。

    サマータイムはいつからいつまで?

    2025年のサマータイム

    3月9日(日)の午前2時から11月2日(日)の午前2時まで

    開始 3月9日 午前2時 → 午前3時

    終了 11月2日 午前2時 → 午前1時

    サマータイム開始時は、寝る時間が1時間減ってしまうので次の日の朝がとても辛いです。

    サマータイム終了時は、1時間長く寝れるので比較的時間の変化に適応しやすいです。

    2026年のサマータイム

    2026年もこのまま法律が変わらなければ、

    3月8日(日)の午前2時から11月1日(日)の午前2時まで

    開始 3月8日 午前2時 → 午前3時

    終了 11月1日 午前2時 → 午前1時

    デイライト・セービングのメリットとデメリット

    メリットデメリット
    日照時間の有効活用
    経済効果
    犯罪率・事故の減少
    健康被害

    メリット

    日照時間の有効活用

    一番のメリットは、日照時間を有効に活用できる事です。

    夏は日が伸び明るい時間に仕事を終え帰宅、その後自由に日照時間を有効に活用する事ができます。夏は午後8時頃まで明るいです。

    秋から冬にかけて朝は真っ暗になるので時間が1時間戻る事により、朝日と共に起床し1日のスタートを切る事ができます。冬は日が短いので午後5時頃には暗くなってきます。

    エネルギーを節約する事が目的で開始された「デイライトセービング」ですが、現代社会ではコスト削減やエネルギー削減はほとんどできていないようです。

    経済効果

    夏は仕事が終わった後もまだ明るいので消費活動が活発になります。

    外食、買い物、映画、スポーツを楽しんだりとさまざまな所に経済効果があります。

    犯罪率・事故の減少

    遅くまで明るいことによって、犯罪率や交通事故の件数が減るそうです。

    車社会のアメリカでは、長時間運転して帰宅する人も少なくありません。

    明るく見通しが良い時間帯に運転して移動できるので交通事故が減ります。

    デメリット

    健康被害

    サマータイムが始まると睡眠時間が1時間減ってしまいます。

    たった1時間減っただけでも、生活のリズムが崩れ心身ともに影響を受け健康被害が出るようです。

    注意力散漫になり、仕事でミスをしたり、成績が低下したり、交通事故を起こしやすくなります。

    生活リズムが崩れ慢性的な寝不足になると、ストレスホルモンが増加し、血圧や心拍数が上昇するというデータもあるそうです。

    さらに11月頭にサマータイムが終了し、暗い冬がやってくるとうつ病の治療を求める人が増えるそうです。

    旅行前に押さえておきたい5つの注意点

    • スマートフォンの自動調整を確認
    • 国内移動と時差に注意
    • フライト・宿泊予約時刻の再確認
    • 身体リズム・健康面のケア
    • ビジネス・リモートワークでの影響

    スマートフォンの自動調整を確認

    ほとんどのスマホやパソコンは自動で時間が変わりますが、手動設定している場合は時計を進めたり戻す作業を忘れずに。

    他にも例えば電化製品に内臓の時計や壁掛けの時計などアナログの時計は、年に2回設定し直さなければいけません。

    国内移動と時差に注意

    アメリカでは東海岸と西海岸などの時差に加えてデイライト・セービング適用の有無があります。

    例外地域(ハワイ州とアリゾナ州)に移動する際は「1時間進む/戻る」タイミングも含めてスケジュールを再確認しましょう。

    フライト・宿泊予約時刻の再確認

    デイライト・セービングの直前・直後に到着・出発する旅行者は、宿泊チェックインやレンタカー返却など時刻が変わる影響を受けやすいので、予約内容を「現地時間」で再確認すると安心です。

    身体リズム・健康面のケア

    1時間進むと「睡眠時間が1時間短くなる」「朝起きるのが辛い」現象が起こりやすく、心臓発作や事故リスクの上昇も報告されています。

    前日の夜はスケジュールを軽めにし、体調を整えてから仕事や旅行に臨むとよいでしょう。

    ビジネス・リモートワークでの影響

    海外とのミーティングがある場合は、相手のタイムゾーンもサマータイムの影響で変わっている可能性があります。

    「前回と同じ時間のつもりでいたら、開始時間がずれていた」「時間の勘違いで参加できなかった」といったトラブルを防ぐためにも、特に旅行中や出張中は、ミーティング時間を事前にしっかり確認しておくことが大切です。

    デイライト・セービングまとめ

    賛否両論がある「デイライト・セービング」。

    アメリカで廃止にするという「Sunshine Protection Act」が2022年に上院で可決されましたが、法案成立までには至らなかったようです。最新情報によると、改めて「Sunshine Protection Act of 2025」 が提出されていますが、依然として下院での可決・成立には至っていません。 

    日が長くなったり、日が短くなってくると季節の変わり目を感じますよね。

    スマホなどは自動で時間が変わるので気づいたらサマータイムになっていた、終わっていたなんて事もしばしば。

    サマータイムはアメリカならではなので、春から秋までの明るい時間を有効活用してみてください!

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