メキシコからの移民が多いカリフォルニア。メキシコに近いサンディエゴでも、メキシコの「死者の日」のお祭りが行われます。
「死者の日」とはどんな日か、オールドタウンサンディエゴのお祭りの様子をご紹介します!
「死者の日」とは
正式名称はスペイン語で、Dia de Los Muertos(ディア・デ・ロス・ムエルトス)
直訳すると、「死者の日」です。
ピクサー映画「邦題:リメンバーミー」「洋題:COCO」で知った人も多いであろう、メキシコの「死者の日」。
久しぶりに観たくなって映画を観たら、号泣しました。素晴らしい映画なのでおすすめです!
見た目は派手でハロウィンのような盛大なお祭りですが、〝日本のお盆〟のような日です。
11月1日が「子供の死者の日」で、11月2日が「大人の死者の日」です。
この世に帰って来る魂をお迎えする日で、故人(死者)を偲び、家族の絆を深める日です。
メキシコでは10月あたりからお墓をオレンジ色のマリーゴールドやキャンドルなどで派手に装飾したり、ドレスアップしてメイクされたガイコツやカラフルな紙の旗の装飾などが街中に飾られたりします。
オールドタウンサンディエゴの「死者の日」のお祭り
メキシコに行かなくても、このイベントを満喫する事ができます!
ロサンゼルスからオールドタウンサンディエゴにある「Fiesta de Reyes」に行ってきました。
レストランや小さいお店が集まった小さいプラザでお祭りが開催されています。
渋滞によりますが、ロサンゼルスから2時間弱のドライブで到着します。

私たちが行った初日の10月1日は日曜日だったので、たくさんの人が家族連れで訪れていました。
10月1日から11月2日まで毎日開催されます。

中に入ると、メキシコにちなんだスナックや雑貨を売っている小さいお店がたくさんあります。

メキシコスタイルのジュエリー屋さんもありました。
中央にはステージとレストランがあります。

野外なので、犬連れでもOKでした!
歩き回ってお祭りを楽しみました。
「死者の日」のお祭りのみどころ
デコレーション
一番のみどころはやはりデコレーションだと思います!

綺麗にドレスアップしたガイコツ。
頭にはお花、メイクが施され華やかです。

メキシコの音楽隊「マリアッチ」の衣装や、カラフルなメキシコの民族衣装を着たガイコツもありました。

どこもかしこもドレスアップされたガイコツたち。

カスタムされた大きいガイコツが50体以上飾られているようです。

巨大なサボテンも迫力満点!
カトリーナメイク
「死者の日」の象徴とも言える、伝統的なガイコツの貴婦人〝カトリーナ〟のメイク。

顔を白く塗りガイコツのようにペイントし、目の周りはお花のようなモチーフにしたりします。
ハロウィンでも人気のコスチュームのひとつです。
フェイスペイントのプロがいるので、実際にペイントしてもらう事もできます。
子供たちはとても喜びそうですよね!
ステージ

中央にステージがあり、私たちが行った時はメキシコの衣装にドレスアップした子供たちが踊っていました。
日にちや時間によって、生演奏があったり楽しいイベントが行われます。
メキシコの食べ物

中央にレストランもあるので、ゆっくりできます。
コーンや砂糖がコーティングされているナッツなどスナックも売っています。

奥にチョコレート屋さんがあって人気でした。

トリュフが美味しかったです。

メキシカン(左上)は、上にたっぷりチリペッパーがかかっていてピリ辛でした。
コーヒー(右下)が特に美味しかったです。
オールドタウンサンディエゴ

歴史あるオールドタウンサンディエゴにはもっとみどころがあります。
徒歩5-10分圏内にたくさんのレストランやショップがたくさんあるので、そちらも要チェックです。
「死者の日」まとめ
自分も含め、世界中からの移民が多いカリフォルニア。
いろんな国の文化や伝統を知る事はとても楽しいです!
日本のお盆と同じコンセプトなのに全く違う、メキシコの伝統的な行事「死者の日」。
とても華やかで明るく死者の魂を迎えるイベントでした。
是非足を運んでみて下さい♪