世界遺産「 Le Mont Saint-Michel / モンサンミッシェル 」
パリから日帰りで、電車とバスを乗り継いで行ってきました!
数週間前の天気予報はあてにならず、その日はあいにくの雨でした。
天気予報もしっかり確認せず、いろいろと失敗しました。笑
Omio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索この記事を読むと分かること
- パリからモンサンミッシェルへ「電車+バス」での行き方の詳細
- ネットから切符を買う方法
- 持ち物
- 注意点
フランス旅行を考えている方は是非参考にしてみて下さい。
\ YouTubeもぜひチェックしてみて下さい♪ /
※この記事は2023年10月17日に公開した記事ですが、追加情報を加え修正し2024年6月16日に再度公開しました。
モンサンミッシェルとは
フランスで人気の観光地、サン・マロ湾に浮かぶ美しい修道院です。
モンサンミッシェルは、パリから西に300kmほど行った海岸沿いに位置しています。
この距離は東京→名古屋、東京→新潟くらい離れているので、パリから行くのにも時間がかかります。
パリもモンサンミッシェルもほぼ同じ北緯48度に位置し、北海道よりも北です。
モンサンミッシェルはサン・マロ湾に面しておりパリよりも比較的涼しいです。
滞在時間は5時間ほどでしたが、とても小さい街なので十分楽しめました。
パリからモンサンミッシェルへの行き方
- 電車+バス【自力】– 所要時間約4-5時間(日帰りの場合、滞在時間5-6時間)
- 直行バス【自力】– 所要時間約4.5-5.5時間(日帰りの場合、滞在時間4-5時間)
- 現地のツアー
行き方は3種類あり、それぞれメリットとデメリットがあります。
「電車+バス」と「直行バス」で自力で行く方法は時間に縛りがなく自由ですが、旅慣れていない方はチケットの購入や乗り換えに苦戦するかもしれません。
「直行バス」はFLiXBUSバスが運行しています。そのバス乗り場まで行かないといけないので乗り換えが必要な人が多いでしょう。「電車+バス」よりも安いですが、時間がかかるので日帰りで行く場合滞在時間が短くなります。
インターネットさえあれば、自力で行く事も難しくありませんが、旅行に慣れていない方やフランス語または英語が全く話せない方は、現地ツアーの方が安心かもしれません。
ツアーのメリットは交通手段やその他チケットを手配してもらえるので安心で楽です。ガイドさんがいるなら質問もできるし歴史や成り立ちなど詳しく知りたい方にとってはおすすめです。デメリットは集合時間があり、滞在時間が短かったり割高になる事でしょう。
電車+バス
私たちは「電車+バス」の方法を選択しました。
SNCF(フランス国鉄)のTGV(高速列車)かTER(ローカル列車)に乗りバスを乗り継ぎ、モンサンミッシェルへ行く方法です。
TGVはフランス版の新幹線のような物です。
TERはフランスの小さな街をつなぐローカルの急行列車です。
行き方の例(追記:2024年6月16日)
- 【TER】モンパルナス駅からポントルソン・モンサンミッシェル駅→【バス】ポントルソンからモンサンミッシェル
- 【TGV】モンパルナス駅からレンヌ駅→【バス】レンヌ駅からモンサンミッシェル
私たちは①のルートで行きました。
この方法が最短ルートで、チケット代はひとり往復1万円ほどかかります。
Omio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索詳しく解説していきます。
パリからモンサンミッシェルへ
【TER】モンパルナス駅からポントルソン・モンサンミッシェル駅→【バス】ポントルソンからモンサンミッシェル
SNCF(フランス国鉄)の始発駅、Paris Montparnasse/モンパルナス駅です。
到着したら、青い掲示板を確認して下さい。緑ではなく青です。
自分が乗車する電車が何番線から出発するのか確認します。
駅員さんに聞いても本数が多くて分からないようで、結局青い掲示板を見てと言われました。
午前7:31分発のTERに乗り、Pontorson Mont Saint Michel/ポントルソン・モンサンミッシェル駅に午前11:21分に到着しました。(所要時間約3時間50分)
その後Pontorson Mont Saint Michel/ポントルソン・モンサンミッシェル駅の目の前から出ている午前11:36分発のバスに乗り、モンサンミッシェルへ向かいました。(所要時間約25分)
電車の時間に合わせてバスが来ていたので、ほぼ待ち時間もありませんでした。たくさんの人で溢れ返りますが、バスが3台来たのでみんな乗れました。チケットをすぐ提示できるようにしておいて下さい。
モンサンミッシェルまで徒歩5分くらいの橋の上で降ろしてくれます。
到着したのは午後12時頃でした。ホテルから片道約5時間の旅でした。
モンサンミッシェルからパリへ
約5時間の滞在を楽しんだ後、またバス停に戻ってきました。
バスの本数が少ないので注意して下さい。最終のバスは午後6時前後で、曜日によって時間が変わります。
帰りもバス停には人で溢れ返りますが、同じ時間にバスが3台来るのでみんな乗れました。
Pontorson Mont Saint Michel/ポントルソン・モンサンミッシェル駅から午後6:14分発のTERに乗り、Paris Montparnasse/モンパルナス駅に到着したのは午後10時過ぎでした。
その後メトロを乗り継ぎ、ホテルに着いたのは午後10時半頃でした。
往復約10時間の旅でした。
切符の買い方
▼切符はOmioから事前に購入できます。
Omio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索Appを利用しても、そのままブラウザを利用しても構いません。
出発地は、パリまたは最寄りの駅を入力して下さい。
希望の日付けと人数で検索します。
往路を選択します。
復路を選択します。
日付けと時間に注意して下さい。
電車+バスのチケットです。
ひとり往復約1万円です。
往路と復路の日付けと時間をもう一度よく確認してください。
下に進み、個人情報を入力していきます。
オプションを付けたい方は選択し、支払いに進みます。
支払い方法は、Apple Pay、クレジットカード、PayPal、GPayがありました。
ダウンロードしてスクリーンショットしておくと、万が一インターネットに繋がらない時も安心です。
注意点
- メトロからSNCFへの乗り換えに時間がかかる
- 必ず前日に天気予報を確認する(当たり前笑)
- 電車内の温度 – 行きの電車は寒かったが、帰りは暑かった
- 特急電車の中で食べ物が買えない
メトロからSNCFへの乗り換えに時間がかかる
早朝にParis Montparnasse/モンパルナス駅に向かわなくてはいけませんでした。
この駅周辺に宿泊している方はいいのですが、滞在先の最寄り駅からメトロに乗りParis Montparnasse/モンパルナス駅に向かう方も多いでしょう。
私たちが利用したM4のメトロの駅からSNCFの駅までかなり距離がありました…。
余裕がなくギリギリだったので猛ダッシュしました。
向こうが見えないほど遠くてびっくり。笑
最低でも15分はかかります。
初めて行く慣れない駅だと、迷うかもしれないので早めに行く事をおすすめします。
私たちは出発ギリギリで電車に間に合い飛び乗りました。
必ず前日に天気予報を確認する
当たり前の事ですが、私たちはそれを怠りました。
モンサンミッシェルやパリは北海道よりも北に位置しています。
そしてモンサンミッシェルは西海岸沿いにあるので、北緯がほぼ同じのパリよりも寒いのです!
さらに追い討ちをかけるように、この日は雨でした。
電車内の温度
行きと帰りで電車内の温度が全然違いました。
行きは寒くて震えていましたが、帰りは汗だくでした。
夏でも温度調整ができる服装で行って下さい。
特急電車の中で食べ物や飲み物が買えない
パリのモンパルナス駅は大きい駅なので、コンビニやサンドイッチなどお店がたくさんありました。
しかし私たちが時間ギリギリに到着したので何も買う事ができませんでした。
電車の中にも何もなく、早朝から約5時間の移動でかなりお腹が空きました…。
ポントルソン・モンサンミッシェル駅にも何もなかったので、モンサンミッシェルに到着するまで何も食べれませんでした。
帰りは、何か買いたかったので駅から5分くらい歩いてベーカリーやコンビニまで行きました。
服装・持ち物チェックリスト
服装・持ち物チェックリスト
- 温度調節できる服
- 小さい街だが階段や坂道が多いので滑らない歩きやすい靴かサンダル
- 電車内でお水やお菓子が買えないので、街や駅で調達しておく
- 長旅なのでポッドキャストや映画をダウンロードしておくと◎
- イヤフォン
- ポータブル充電器
夏に行ったので、ワンピースやショーツにサンダルの人も多かったです。
行きの電車は寒くて、帰りは暑かったので、どんな電車にあたっても良いように温度調整ができるようにしておいて下さい。
電車内で食べ物や飲み物が買えなくて辛かったです。
余裕を持って駅に行き、長旅に備えて下さい。
往復約10時間の長旅なので暇つぶしになる物を準備しておいた方が良いです。
前日に天気予報をしっかり確認してください。
雨が降る/雨が降るかもしれない時
- 傘、折り畳み傘
- 雨を弾くウィンドブレーカー
- カッパ
この日は雨だったので、みなさんちゃんと準備されていました。
旅行前に天気予報を見た時は雨が降る予報ではなかったので、私は折り畳み傘は旅行に持っていきませんでした。
急に天気が変わる事がよくあるようなので、雨を弾くウィンドブレーカーを持っていく事をおすすめします。
靴はいつも防水のスニーカーを持っていくので助かりました。
モンサンミッシェル行き方まとめ
パリから日帰りでも十分に楽しめました!
日の出や夕日などまた違った表情のモンサンミッシェルが見たい場合は、島内か周辺のホテルに一泊以上する必要があります。
モンサンミッシェルは、北海道よりも北に位置し海岸沿いなので夏でも涼しいです。
必ず前日に天気予報を確認してください。
電車に乗る方は、余裕を持って駅に向かってください。
(全部当たり前笑)
モンサンミッシェル観光を楽しんで下さい♪
▼モンサンミッシェルで何を食べようか迷っている方はこちら
モンサンミッシェルで何食べる?ムール貝が最高に美味しかった話
Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約