海外在住夫婦の「質問書」の書き方は、日本人配偶者が日本に居住している場合と異なる点があります。
ネットで検索しても海外在住夫婦の書き方の詳細がほぼ見つからなくて苦労しましたが、申請して無事「在留資格認定証明書」が交付されました。書き方を詳しくご紹介していきます。
▼海外在住夫婦の配偶者ビザ申請の手順はこちら
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不安な部分、分からないことはプロの弁護士さんに相談して下さい。
各家庭で状況は違いますし、私の書き方が全ての方に当てはまるわけではありません。ご参考までに。
質問書とは
![質問書](https://acouplethattravels.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_6953-1024x582.jpeg)
配偶者ビザを申請する時に必要な「在留資格認定証明書」を交付してもらう為に必要な書類のひとつです。
日本人配偶者と外国人配偶者との馴れ初めから現在までの婚姻関係を証明する重要な書類です。
「在留資格認定証交付申請書」と「質問書」の内容が一致するように、事実を間違いのないように記入していきます。
事実に反する記入をすると審査上不利益な扱いを受ける場合があるので注意しましょう。
外国人配偶者が「ビザ申請書」と「在留資格認定証明書」などを最寄りの日本大使館・領事館に持って行き、配偶者ビザを申請→発給してもらう流れです。
質問書
この申請書は日本人配偶者が記入するものです。
紙に印刷し、黒いボールペンで手書きで記入しました。
印刷
まずは質問書(PDF)をA4サイズの紙に印刷しましょう。
質問書は8枚セットです。
書き方1枚目
![質問書1枚目](https://acouplethattravels.com/wp-content/uploads/2024/05/JAPAN-1-1-768x1024.jpeg)
チェックボックスはレ点又は〇印で囲みましょう。
①申請人とは外国人配偶者のことです。
②日本人配偶者のことです。
③海外在住夫婦の場合、申請時点で現在住んでいる海外の住所を書いていきます。
④電話番号も海外のものを記入しました。
⑥毎月の住宅ローンを家賃としてドルを日本円に変換して記入しました。
⑦申請時点では海外で働いていましたが、日本での仕事がまだ決まっていないので「該当なし(就労意思有)」としました。
書き方2枚目
![質問書2枚目](https://acouplethattravels.com/wp-content/uploads/2024/05/JAPAN-9-768x1024.jpeg)
2枚目が一番重要な項目かもしれません。
知り合った時期や場所、結婚までのいきさつを詳しく書かなければいけません。
私は読みやすいように、結婚に関する重要な出来事を分かりやすく箇条書きで書きました。
正確な日付が分からない場合、「11月頃」と表記しても大丈夫なようです。
私たちの場合10年近く前の話で、もう日にちまで覚えていません笑
結婚して間もない夫婦は、婚姻関係を証明する為できるだけ詳しく書いた方が良いと思います。
質問書の欄だけで足りない場合、追加で紙を用意してください。
私はサンプルのように1枚におさめました。実際にこれで「在留資格認定証明書」が交付されました。
どう書くか正解はないと思います。とりあえず重要な出来事をわかりやすく書いた方が良いと思います。
書き方3枚目
![質問書3枚目](https://acouplethattravels.com/wp-content/uploads/2024/05/JAPAN-3-768x1024.jpeg)
2.(2) 紹介者がいる場合、その人物の情報を記入していきます。
書き方4枚目
![質問書4枚目](https://acouplethattravels.com/wp-content/uploads/2024/05/JAPAN-14-768x1024.jpeg)
3.(4) 夫はもともとスペイン語と英語を話すので、2つにチェックを入れました。
書き方5枚目
![質問書5枚目](https://acouplethattravels.com/wp-content/uploads/2024/05/JAPAN-5-768x1024.jpeg)
5. 夫の父が亡くなっているので、パッとみてすぐ分かるように「死別」を加えました。
7. 外国人配偶者が来日した回数と日付を正確に書いていきます。
スケジュール帳や写真やパスポートのスタンプを照らし合わせました。
「2枚目の結婚までのいきさつ」ともつじつまが合うか確認しました。
書き方6枚目
![質問書6枚目](https://acouplethattravels.com/wp-content/uploads/2024/05/JAPAN-6-768x1024.jpeg)
8.(1)(2) スケジュール帳や写真やパスポートのスタンプを照らし合わせ、正確に記入しました。
直近の渡航から遡って記入しても、5回前の渡航から記入し始めてもどちらでも良いと思います。
外国人配偶者の母国に住んでいる場合、いつから住んでいるか日付を書いて下さい。
「20XX年11月1日〜現在まで在住」
書き方7枚目
![7枚目](https://acouplethattravels.com/wp-content/uploads/2024/05/JAPAN-7-1-768x1024.jpeg)
11.(1)亡くなっている方がいる場合、指定された通り「住所欄」に「死亡」と記入しましょう。
海外の住所は、都市名と国名のみ。日本国内の住所は、全て記入しましょう。
書き方8枚目
![8枚目](https://acouplethattravels.com/wp-content/uploads/2024/05/JAPAN-8-1-768x1024.jpeg)
11.(2) 7枚目で指定されている通り、子供がいない場合は「なし」と記入しましょう。
12. 夫の父が亡くなっているので、パッとみてすぐ分かるように「死別」を加えました。
最後の署名は必ず、日本人配偶者本人の自筆の署名が必要です。
質問書まとめ
「質問書」は「在留資格認定証明書」を交付してもらう為に重要な書類のひとつです。
海外在住夫婦の「質問書」の書き方は、日本人配偶者が日本に居住している場合と異なる点があるので詳しくご紹介しました。書き方の参考にしてみてください。
海外在住夫婦が配偶者ビザを取得するためには、日本に住んでいる親族の協力が不可欠です。
まずは海外でこの質問書と在留資格認定証交付申請書などを記入し、必要な書類を揃えるのが第一ステップです。
書類をまとめて日本の親族に送るのが第二ステップになります。
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