アメリカ歴12年TOEICトイックの点数は何点?!Listening&Reading Testを受けてみた

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アメリカ歴12年TOEICトイックの点数は何点?!Listening&Reading Testを受けてみた

TOEIC(トイック)は仕事や日常生活における英語のコミュニケーション能力を幅広く測定するためのプログラムです。

12年間アメリカに住んで最近日本に帰国しました。自分の英語の実力はどんなもんなんだろうと気になっていました。

せっかく覚えた英語を忘れたくないし、今後仕事にも活かせたら活かしたい!

英語レベルをチェックするためにTOEICの「Listening & Reading Test」を受けてみました。

目次

TOEICとは

  • 英語のコミュニケーション能力を公平公正に評価する世界共通の基準
  • 世界160ヵ国で実施されている
  • 合否ではなくスコアで評価

TOEICは認知度の高い英語のテストなので、就職や転職で自分の英語力をアピールしたい方や、自分の英語力を高めスキルアップしたい方が受験しています。

テストの種類

  • TOEIC

Listening & Reading Test

Speaking & Writing Test

Speaking Test

  • TOEIC Bridge

Listening & Reading Test

Speaking & Writing Test

大きく分けて「TOEIC」と「TOEIC Bridge」の2種類のテストがあります。

用途や目的に合わせて選ぶことでより適切な英語力の測定が可能です。

公式サイトより会員登録をしてテストの申し込みをします。

TOEIC

Listening & Reading Test

受験料 – 7,810円(税込)

世界的に最も受験者が多いのはこのテストです。

「聞く&読む」英語力を測るテストです。

仕事や日常生活における英語のコミュニケーション能力を幅広く測定します。

スコアは10〜990点満点(5点刻み)で、スコアでレベルが評価されます。

実施回数は受験地ごとに異なりますが、月に1-2回午前と午後に1回ずつ実施されています。

Speaking & Writing Test

受験料 – 10,450円(税込)

「話す&書く」英語力を測るテストです。

スコアは、0〜200点満点(10点刻み)で評価されます。

Speaking Test

受験料 – 6,930円(税込)

「話す」英語力を測るテストです。

スコアは、0〜200点満点(10点刻み)で評価されます。

TOEIC Bridge

Listening & Reading Test

受験料 – 4,950円(税込)

初級・中級者の「聞く&読む」英語力を測るテストです。

TOEICの入門版として、英語学習の初期段階での力試しに適しています。

スコアは30~100点満点(1点刻み)で評価されます。

Speaking & Writing Test

受験料 – 9,350円(税込)

初級・中級者の「話す&書く」英語力を測るテストです。

スコアは30~100点満点(1点刻み)で評価されます。

持ち物

必要な物
  • 受験票
  • 認められる本人確認書類
  • 筆記用具
  • 腕時計
あると良い物
  • 飲み物
  • 糖分補給できる食べ物

受験票

TOEICの受験票

TOEICから届くこのハガキが「受験票」です。

「受験番号」や「試験会場」など重要な事項が記載されています。

試験会場の選択はできません。選択した「受験地」と申し込んだ時の「住所」をもとに近くの会場に振り当てられる可能性が高いようです。

TOEICの受験票

ハガキを開くと当日のスケジュールや持ち物、証明写真貼り付け欄などがあります。

切り離さないで当日持って行きましょう。当日に写真を貼り付けた右半分が回収されます。

万が一「受験票」が届いてなくても、紛失しても、受験は可能なようです。

TOEICの申し込みサイト内の「受験情報詳細」で試験会場などを確認することができます。

詳しくは公式サイトのよくある質問をご覧ください。

認められる本人確認書類

  • 運転免許証
  • 学生証/学生手帳/生徒手帳(デジタル学生証も可)
  • パスポート(海外発行も可)
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 特別永住者証明証
  • 仮運転免許証
  • 運転経歴証明証
  • 障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)

認められる本人確認書類は、日本で発行の有効期限内・顔写真付きの原本です。

本人確認書類を忘れると受験できません。受験料の返金もないので注意してください。

証明写真1枚

証明写真機
  • サイズは縦4cm×3cm
  • 6ヶ月以内に撮影
  • 正面を向いた本人の顔がはっきり確認できる顔に影がないもの
  • 本人のみが写っている、頭全体が写っている
  • 人物の後ろは何も写っておらず白または薄い色
  • カラー・モノクロ共に可

規定を満たした証明写真を準備しましょう。

街角にある証明写真機で撮りました。値段はレギュラータイプのプリントのみで¥1000でした。

裏面に「氏名」と「受験番号」を記入してから、受験票の証明写真貼り付け欄にのりで貼り付けます。

筆記用具

  • ボールペンやサインペン、消せるボールペン
  • HBの鉛筆かシャープペン

消しゴムや鉛筆やシャープペンの芯の予備も忘れずに持っていきましょう。

私は全て100均で揃えました。消しゴム、芯、シャープペン(2本セット)3つで330円でした。

HBの鉛筆かシャープペン以外の筆記用具で記入した場合、回答用紙のマークを正しく読み取れないため採点ができないそうです。

腕時計

アナログ式の腕時計
  • スマートウォッチ・携帯電話・置き時計・ストップウォッチ・ウェアブル端末
  • デジタル式またはアナログ式の腕時計

腕時計がなくてもテストは受けられますが、時間を計るうえでとても重要なので絶対に準備した方がいいです。

私が行った会場内には時計は無かったと思います。時計がある会場もあるようですが、あっても時間が正確か分からない、または自分の席から見える位置にあるか分からないです。試験管からの時刻のアナウンスもありません。

腕時計はデジタル式でもアナログ式でもどちらでも構いません。

これから購入するのであれば、針のアナログ式の方がパッとみて時間が読みやすいのでおすすめです。

ダイソーの腕時計
ダイソーの腕時計

ダイソーなどの100均でも購入できます。値段は300円から500円の物が多かったです。

予備電池が入っている物と入っていない物があるので、試験前に必ず時間を合わせて正確に動くかチェックしましょう。

私は300円のアナログ式腕時計を購入し、試験当日しか使わなかったので予備電池で間に合いました。

飲み物

試験会場のほとんどは大学の教室です。

飲み物を買う場所がない場合もあるので、会場に入る前に飲み物を買うか準備しておいた方がいいです。

会場に入ると約2時間ほど会場の外には出れません。万が一咳が出てしまった時のためなど、飲み物は大事です。

糖分補給できる食べ物

朝イチの試験を受けたので、頭の回転が良くなるように糖分を補給しました。

飲み物を買った時にガルボチョコレートを買ってつまみました。

食べるタイミングは試験が始まる30分から1時間前が良いようです。

テスト前の注意点

  • 前日に持ち物確認
  • テスト当日の流れを確認
  • 早めに会場に行く
  • 時間配分を頭に入れておく
  • テスト前に必ずトイレに行く

前日に持ち物確認

受験票や持ち物リストをチェックしましょう。

腕時計も時間が正確か前日と当日の試験前に確認しましょう。

テスト当日の流れを確認

「Listening & Reading Test」の実施回数は受験地ごとに異なりますが、月に1-2回午前と午後に1回ずつ実施されています。

午前実施午後実施
受付9:25〜9:5514:05〜14:35
試験の説明・音のテスト9:55〜10:2014:35〜15:00
試験開始〜試験終了10:20〜12:2015:00〜17:00
問題用紙・回答用紙の回収12:20〜12:3517:00〜17:15
解散12:35(予定)17:15(予定)

早めに会場に行く

当日は、受付開始時間目指して早めに向かいました。

飲み物や食べ物を買う時間、電車が遅れたり、初めて行く場所で道に迷ったりするかもしれないので時間に余裕を持ちましょう。

午前の回は9:55、午後の回は14:35を過ぎると受験できなくなります。受験料の返金もないので注意してください。

時間配分

Listening (45分、100問)

  • Part 1:写真描写問題
  • Part 2:応答問題
  • Part 3:会話問題
  • Part 4:説明問題

Reading(75分、100問)

  • Part 5:短文穴埋め問題 – 目安10分
  • Part 6:長文穴埋め問題 – 目安10分
  • Part 7:読解問題 – 目安55分

TOEICで高得点を取るためには、「時間配分」がとても重要です。

リスニングは、音声を聞きながら進んでいくので時間が足りなくなることはあまりないでしょう。

しかし「Part 3:会話問題」や「Part 4:説明問題」では、問題の先読みが大事になってきます。

問題を先に読んでから音声を聞くと、どの情報が解答になるのか特定しやすくなります。

リーディングは、75分間で100問の問題を解かなければいけません。単純計算で1問に45秒しか時間がかけられません。

「Part 5:短文穴埋め問題」と「Part 6:長文穴埋め問題」をそれぞれ10分で回答し、「Part 7:読解問題」に進みました。

いくつもの長文が出てきて全て読まないと解けないので、焦りました。

最後の最後1,2問は読む時間もなかったので、終了間際に勘でマークしました。

分からない問題に無駄に時間をかける暇はないということです。時間配分を頭に入れておくだけでも、点数がずいぶん変わってくると思います。

テスト前に必ずトイレに行く

試験の説明・音のテストが始まると約1時間半休憩や退室はできません。

行く必要がなくても念のため行っておきましょう。

テスト結果

TOEICのデジタル公式認定証

825点/990点満点

>>テスト結果の通知・確認

  • 試験日から17日後:インターネットでスコア表示
  • 試験日から19日後:デジタル公式認定証を発行
  • 試験日から30日以内:公式認定証を発送

テスト結果が出るとEメールでお知らせがくるので、公式サイトにログインしてチェックすることができます。

現在の実力を知りたかったので、テスト前に勉強はしませんでした。

12年間アメリカに住んで基本的に日本人コミュニティの中で暮らし、仕事と家でだけ英語生活でした。

英語が上達したのは、夫に出会ってからのここ10年です。今でも発音が間違っている時に注意されます。

12年も住んで誇れる点数ではありませんが、まずまずの結果でした。

でも言い訳すると、近くの席でテスト前から咳をしている人がいてリスニングテスト中にも咳をして…。気を取られてリスニング問題の音声を2問も聞き取ることができませんでした…。その方は途中で退席していました。

TOEICのテスト結果詳細

約1ヶ月後に公式の認定証が郵送で送られてきました。

テスト結果の詳細も書いてあるので、自分がどの項目ができなかったのか次回への対策ができそうです。

TOEICまとめ

リスニングは咳してる人がいても、鉛筆を落とした人がいても、何が起きても精神を研ぎ澄まして集中しましょう。

1回受けてみて流れなど分かったので、次回はもっといい点数が取れそうな気がします。

高得点を出すには、とにかく時間配分が重要です。

かと言って高得点をとっても日本でもアメリカでも就職できるわけではありません。

825点でもアメリカでの仕事や日常生活には問題なかったです。専門用語などは今だによく分かりません。

アメリカは移民が多く、少なくとも私の周りはネイティブではない日本人の英語でも理解してくれるし寛容でした。

自分の英語レベルが気になる人は、ぜひTOEICを受けてみてください。

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