「在留資格認定証明書」が手元に届いたら、いよいよ最後のステップです!海外在住夫婦の「ビザ申請書」の書き方は、日本人配偶者が日本に居住している場合と異なる点があります。書き方を詳しくご紹介します。
不安な部分、分からないことはプロの弁護士さんに相談して下さい。
私の書き方が全ての方に当てはまるわけではありません。ご参考までに。
ビザ申請書とは
その名の通り、ビザを取得するための申請書のことです。
「在留資格認定証明書」は上陸の為の条件に適合していることを証明するもので、上陸を許可するものではありません。
配偶者ビザ申請の最後のステップは、外国人配偶者がこの「ビザ申請書」と「在留資格認定証明書」とパスポートなど必要書類を持って最寄りの大使館・領事館に出向きビザを申請します。
晴れて「査証 = ビザ」が取得できたら、「在留資格認定証明書」と共に日本の入国審査官に提出して上陸の申請をしなければいけません。
「在留資格認定証明書」の効力は発行された日から3ヶ月以内ですので、注意してください。
ビザ申請書
申請書は英語、中国語(簡体語)、中国語(繁体語)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語があります。
外国人配偶者と日本人配偶者の共通の言語を選ぶと良いでしょう。
本来は外国人配偶者が記入するものですが、保証人や日本の住所などひとりで作成するのは難しいと思うので手伝って完成させましょう。
最後の署名は必ず、外国人配偶者の直筆の署名が必要です。
印刷
ビザ申請書 – 英語(PDF)をA4サイズの紙に印刷しましょう。
申請書は2枚セットです。
「該当なし」には「None」と記入しましょう。
書き方1枚目
①最新の申請書の写真サイズは、45mm×35mm または 2in ×1.4in(50.8mm × 35.56mm)です。(2024年5月現在)
45mm × 45mmは昔のサイズです。在留資格認定証交付申請書の写真サイズ(40mm × 30mm)とも異なるので注意してください。
②外国人配偶者の名前を苗字→名前の順に記入します。
③日本でいうマイナンバーのようなものです。なければ「None」
④通常のパスポートは「Ordinay」。Issuing authority はパスポートに記載されている通り記入しました。
⑤在留資格認定証明書の右上にあるローマ字と数字の組み合わせです。
⑥配偶者ビザの場合、「As a spouse of Japanese National 」
⑦どのくらい滞在する予定か。到着予定日。
⑧到着予定の空港又は港 と航空会社又は船会社の名前
⑨申請者が宿泊を予定しているホテル又は人物の名前と住所
日本人配偶者の名前と日本での滞在先=実家の住所と電話番号を記入しました。
⑩前回日本に滞在した日付
11.現在住んでいる海外の住所と海外の電話番号
12.現在の職業。海外の勤務先・学校の情報
書き方2枚目
①日本人配偶者の現在の職業
②Guarantor or reference in Japan 日本に居住している「身元保証人」。 日本人配偶者の父の名前を記入しました。
③Inviter in Japan 日本に居住している「招待者」。本来は身元保証人も招待者も日本人配偶者ですが、日本に居住していないので、こちらも日本人配偶者の父になるので「Same as above」
④法律違反・犯罪歴
⑤作成した日付と外国人配偶者の直筆の署名
ビザ申請書まとめ
海外在住夫婦の「ビザ申請書」の書き方は、日本人配偶者が日本に居住している場合と異なる点があるので書き方をご紹介しました。
ここまできたらあともう少しです!少しでも参考になれば嬉しいです。
▼下記の記事では、実際に在ロサンゼルス総領事館で申請した時の体験談もご紹介しています。