【TSA Pre✔︎】日本人も使える!アメリカの空港で保安検査を時短する方法

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    【TSA Pre✔︎】日本人も使える!アメリカの空港で保安検査を時短する方法

    アメリカでTSA Pre✔︎(ティーエスエー・プリチェック)があれば、ストレスなくスムーズにアメリカの保安検査場を通過する事ができます。

    米国市民と永住権保持者(グリーンカードホルダー)で条件を満たせば申請できるTSA Pre✔︎ですが、

    2023年7月から永住権を持たない日本国民も「Global Entry/グローバル・エントリー」の申請が可能になりました。(当時はプロモーションコードが必要でした)

    そして2024年11月27日から日本はグローバルエントリーの公式パートナー国になりました!

    このグローバルエントリーを取得すれば、自動的にTSA Pre✔︎がついてくるので日本人でも利用可能です。

    飛行機に乗る前の保安検査場の列っていつも行列ですよね…。

    長蛇の列に並んだ後、バッグに収納されたパソコンや液体類を出しベルトを外し靴を脱いだり、面倒な作業がたくさんあるので時間がかかります。

    この記事を読むと分かること

    • TSA Pre✔︎とは
    • TSA Pre✔︎のメリット
    • 登録の条件
    • 登録・更新手数料
    • 登録の仕方
    • 使い方
    • 実質無料でTSA Pre✔︎を取得する方法

    TSA Pre✔︎の登録を検討している方はぜひ参考にしてください。

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    200カ国以上の国と地域対応

    ※この記事は2023年11月に公開した記事ですが、追加情報を加え修正し2025年7月20日に再度公開しました。

    目次

    TSA Pre✔︎とは

    TSA Pre✔︎の専用レーン

    TSA Pre✔︎(ティーエスエー・プリチェック)とは、運輸保安庁(Transportation Security Administration, 通称TSA)による事前審査プログラムです。

    事前にTSAから承認を受けた危険度の低い利用者に対し保安検査の簡略化・迅速化する為のものです。

    メリット

    • 待ち時間が短い
    • 靴やベルトを脱がなくてOK
    • ファミリーウェルカム
    • コスパがいい

    ①待ち時間が短い

    2025年現在、世界の90以上の航空会社が参加しアメリカの200ヶ所以上の空港で利用可能です。

    TSA Pre✔︎専用のレーンがあり待ち時間はぐっと短縮されるうえ、スムーズにセキュリティを通過する事ができます。

    TSA Pre✔︎を利用する搭乗客の約99%は待ち時間が10分未満だそうです。

    2024年頃から旅行者が増え以前より混んでいますが、過去7年間利用している私達の体験談からするとほぼ待ち時間がありません。待っても数分程度です。

    靴やベルトを脱がなくてOK

    保安検査の違い
    出典 : Security Screening

    薄手のジャッケットや靴を脱いだり、ベルトを外す必要はありません。

    規定内の液体類、パソコン、iPadなどもバッグから出す必要がありません。

    面倒な作業がないので、スムーズに通過することができます。

    通常と同じく、液体類が規定以上の大きさだったりすると保安検査官のチェックが入ります。電子機器(ドローンやマッサージガン)を所持していると止められる事が多いです。

    ③ファミリーウェルカム

    • 12歳以下 – 登録済みの親または保護者に制限なしにTSA Pre✔︎のレーンに同伴できます。
    • 13から17歳 – 登録済みの大人と同じ予約で旅行する場合、お子様の搭乗券に〝TSA Pre✔︎〟の表示がある場合に同伴できます。
    • 日常的に1人で旅行する子供は、申請が必要です。

    17歳までの子供は、登録済みの大人と同伴の場合一緒に通過することができます。

    家族で旅行する場合ありがたいサービスです。

    ④コスパがいい

    TSA pre✔︎の申請料は、約$80で5年間有効です。

    1年間に換算すると、約$17で利用することができます。

    17歳以下の子供と同伴なら、その子供は無料で利用できることになります。

    頻繁にアメリカ国内を旅行や出張する方は検討する価値があるプログラムです!

    TSA Pre✔︎はこんな人におすすめ!

    • アメリカ国内を頻繁に飛行機で移動する人
    • 空港でのストレスを減らしたいビジネスパーソン・家族連れ
    • セキュリティレーンで靴・荷物の出し入れが面倒な人
    • 少しでも待ち時間を短縮したい人

    登録の条件

    TSA pre✔︎の登録ができる条件
    • 米国市民
    • 米国永住権保持者(グリーンカードホルダー)

    永住権なしの日本国籍者は、TSA pre✔︎だけを申請することはできませんが「グローバルエントリー」の申請は可能です!

    「グローバルエントリー」を取得すると、自動的に「TSA pre✔︎」がついてきます。

    資格があっても、以下に当てはまる方は不適格とされ却下される可能性が高いです。

    不適格の理由

    • 申請に虚偽または、不完全な情報を提供する
    • 何らかの刑事犯罪で有罪判決を受けた事がある
    • 刑事告訴または、未払いの令状(飲酒運転を含む)がある
    • 税関、入国管理、規制、法律に違反している
    • 連邦、州、地方の法執行機関による進行中の捜査の対象
    • 銃器の購入を拒否された事がある
    • 移民規制法に基づいて米国への入国が認められていない

    子供も申請が必要?

    • 12歳以下 – 登録済みの親または保護者に制限なしにTSA Pre✔︎のレーンに同伴できます。
    • 13から17歳 – 登録済みの大人と同じ予約で旅行する場合、お子様の搭乗券に〝TSA Pre✔︎〟の表示がある場合に同伴できます。
    • 日常的に1人で旅行する子供は、申請が必要です。

    17歳までの子供は、登録済みの大人と同伴する場合申請する必要はありません。

    日常的に1人で旅行する子供は、申請が必要です。

    登録手数料

    TSA Pre✔︎ – $76.75〜$85(5年間有効)

    オンラインで更新 $58.75〜$70

    窓口で更新 $66.75〜$77.95

    ※登録する方法によって値段が異なります。

    出典:tsa.gov

    TSA(米国運輸保安局)は、旅行者のTSA PreCheck登録をサポートするために上記の認定パートナーを選定しています。

    申請者は、費用・受付場所・追加特典などを比較し、自分に合った登録プロバイダーを自由に選ぶことができます。

    出典:tsa.gov

    更新費用もオンラインでの更新と窓口での更新とで値段が違います。

    どうやって選べばいいの?

    • 料金 – プロバイダーによって申請費用が異なる
    • 利便性 – 場所や予約の取りやすさ
    • 追加サービスの有無 – プロバイダーによって追加サービスがある

    プロバイダーを選ぶ時のポイントは大きく分けて3つです。

    プロバイダー申請費用更新費用
    オンライン / 窓口
    登録センター特徴
    IDEMIA$76.75$58.75 / $66.75もっとも拠点が多い
    IDEMIAの受付場所
    従来の主なプロバイダー、一番安い
    Telos$85$70 / $70一部の空港
    Telosの受付場所
    少数の空港にある
    CLEAR$77.95$68.95 / $77.95大都市・一部の空港
    CLEARの受付場所
    CLEAR会員向けのお得なプランあり。アプリで管理可能

    お住まいの地域にもよるので、比較して自分に合ったプロバイダーを選んでください。

    お住まいのZip codeなどを入力し、お近くに登録センターがあるか検索してみてください。

    どのプロバイダーで取得しても、「TSA pre✔︎」の内容や有効性は一緒です。

    ▼合わせてCLEARも取得すると、TSA Prec✔︎の列もスキップできるので最強の組み合わせです。

    TSA Pre✔︎が付いてくるプログラム

    下記のいずれかのプログラムを取得すると、TSA Pre✔︎が自動的に付いてきます!

    • Global Entry(国際線を頻繁に利用する人向け)
    • NEXUS(アメリカからカナダへ頻繁に移動する人用のプログラム)
    • SENTRI(アメリカからカナダとメキシコへ頻繁に移動する人用のプログラム)

    グローバルエントリーを取得すれば、自動的にTSA Pre✔︎も付いて来ます。

    条件を満たしていてアメリカにまたはアメリカから頻繁に国際線を利用する方は、グローバルエントリーを取得してTSA Pre✔︎を得るのが一番お得です。

    私達は、グローバルエントリーを取得しTSA Pre✔︎を利用しています。

    2024年11月27日から日本はグローバルエントリーの公式パートナー国になりました!

    グローバルエントリーのプロセスには4−6ヶ月かかります。

    アメリカ国外にほとんど行かずアメリカ国内線での移動が多い場合、TSA Pre✔︎のみを申請した方がすぐに取得できます。

    TSA Pre✔︎の登録の仕方

    ▼TSA Pre✔︎の登録は以下のサイトからできます。

    STEP
    プロバイダーを選んで申請

    登録センターの数や場所、申請費用や更新費用がそれぞれ違います。

    自分に合った登録センターの場所や値段で選んで下さい。

    申し込み・予約はオンラインで5分でできます。

    STEP
    最寄の登録センターの予約をとる

    STEP
    予約当日

    米国のパスポートまたはグリーンカードをお忘れなく!

    予約時間10分で指紋採取、書類、写真撮影、支払いまで済ませられるそうです。

    STEP
    承認

    ほとんどの場合3-5日で承認されるようです。

    承認されたらKTN(Known Traveler Number)を取得し、航空券を予約する時に番号を追加します。

    当日に空港のカウンターで申告しても、搭乗券に〝TSA Pre✔︎〟の文字を印刷してもらえます。

    使い方

    アメリカ国内または国外に飛行機で移動する場合、必ず保安検査場を通過しなくてはいけません。

    アメリカ国内200ヶ所以上の空港の保安検査場前には2つのレーンがあります。

    • 一般のレーン
    • TSA Pre✔︎のレーン
    STEP
    搭乗券に〝TSA Pre✔︎〟の表示があるか確認

    表示がない場合、当日にTSA Pre✔︎を持っている事を空港のカウンターで申告してください。

    必ずチケットに印刷してもらって下さい。

    STEP
    保安検査場前のTSA Pre✔︎のレーンに並ぶ

    待ち時間はほぼありません。あっても数分から10分以内です。

    STEP
    通過

    ストレスなくスムーズに通過できます♪

    クレジットカードの特典を利用する

    カード名年会費特典内容
    Chase Sapphire Reserve$7954年に一回申請料最大$100まで
    American Express Platinum$6954年に一回申請料最大$85まで
    United Club Visa Infinite Card$6954年に一回申請料最大$120まで
    Capital One Venture X Rewards$3974年に一回申請料最大$120まで
    Citi AAdvantage Executive World Elite Mastercard$5954年に一回申請料最大$120まで
    Bank of America Premium Rewards$954年に一回申請料最大$100まで

    TSA Pre✔︎の申請料をキャッシュバックしてくれる特典が含まれているクレジットカードが多数あります。

    他にもたくさんあるので、tsa.govのサイトを参照して下さい。

    対象クレジットカードでTSA pre✔︎の申請料を決済すると自動的にクレジットとして戻ってきます。

    実質無料で利用できるということです。

    TSA Pre✔︎まとめ

    アメリカ国内を頻繁に旅行・出張をする人は、検討する価値があるプログラムです!

    TSA Pre✔︎を持っていると、旅行前の保安検査が簡略化されて楽々通過できます。

    アメリカにまたはアメリカから国外にも頻繁に旅行・出張をする人は、申請料$120でグローバルエントリーを取得して自動で付いてくるTSA Pre✔︎を得るのが一番お得です。

    どちらも旅行前と旅行帰りに役立つ、大変ありがたいプログラムです!

    クレジットカードの特典も最大限に活かして、お得に快適な旅行を楽しみましょう♪

    CLEARも取得するとTSA pre✔︎の列もスキップできるので、最強の組み合わせです。

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