【TSA Pre✔︎】日本人もプリチェックでアメリカの保安検査が楽々

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【TSA Pre✔︎】日本人もプリチェックでアメリカの保安検査が楽々

アメリカでTSA Pre✔︎(ティーエスエー・プリチェック)があれば、ストレスなくスムーズにアメリカの保安検査場を通過する事ができます。

米国市民と永住権保持者(グリーンカードホルダー)で条件を満たせば申請できるTSA Pre✔︎ですが、

2023年7月から永住権を持たない日本国民も「Global Entry/グローバル・エントリー」の申請が可能になりました!!

グローバルエントリーを取得すれば、自動的にTSA Pre✔︎が付いてきます。

飛行機に乗る前の保安検査場の列っていつも行列ですよね…。

長蛇の列に並んだ後、バッグに収納されたパソコンや液体類を出しベルトを外し靴を脱いだり、面倒な作業がたくさんあるので時間がかかります。

取得するメリット、申請できる条件・手数料、実質無料でTSA Pre✔︎を取得する方法などをまとめました!

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目次

TSA Pre✔︎とは

TSA Pre✔︎の専用レーン

TSA Pre✔︎(ティーエスエー・プリチェック)とは、運輸保安庁(Transportation Security Administration, 通称TSA)による事前審査プログラムです。

事前にTSAから承認を受けた危険度の低い利用者に対し保安検査の簡略化・迅速化する為のものです。

メリット

待ち時間が短い

2023年現在、世界中の85以上の航空会社が参加しアメリカの200ヶ所以上の空港で利用可能です。

TSA Pre✔︎専用のレーンがあり待ち時間はぐっと短縮されるうえ、スムーズにセキュリティを通過する事ができます。

TSA Pre✔︎を利用する搭乗客の約99%は待ち時間が10分未満だそうです。

過去6年間利用している私達の体験談からすると、ほぼ待ち時間がありません。待っても数分程度です。

面倒な作業がない

保安検査の違い
出典 : Security Screening

規定内の液体類、パソコン、iPadなどをバッグから出す必要がありません。

薄手のジャッケットや靴を脱いだり、ベルトを外す必要もありません。

通常と同じく、液体類が規定以上の大きさだったりすると保安検査官のチェックが入ります。電子機器(ドローンやマッサージガン)を所持していると止められる事が多いです。

申請の条件

申請できる条件
  • 米国市民
  • 米国永住権保持者(グリーンカードホルダー)

資格があっても、以下に当てはまる方は不適格とされ却下される可能性が高いです。

不適格の理由

  • 申請に虚偽または、不完全な情報を提供する
  • 何らかの刑事犯罪で有罪判決を受けた事がある
  • 刑事告訴または、未払いの令状(飲酒運転を含む)がある
  • 税関、入国管理、規制、法律に違反している
  • 連邦、州、地方の法執行機関による進行中の捜査の対象
  • 銃器の購入を拒否された事がある
  • 移民規制法に基づいて米国への入国が認められていない

子供も申請が必要?

12歳以下 – 登録済みの親または保護者に制限なしにTSA Pre✔︎のレーンに同伴できます。

13から17歳 – 同じ予約で旅行する場合、お子様の搭乗券に〝TSA Pre✔︎〟の表示がある場合に登録済みの大人と同伴できます。

日常的に1人で旅行する子供は、申請が必要です。

申請手数料

TSA Pre✔︎ – 5年有効 $78から85

オンラインで更新 $70

窓口で更新 $70から$78

※登録する時に選ぶオプションによって値段が違います。

TSA Pre✔︎が付いてくるプログラム

下記のいずれかのプログラムを取得すると、TSA Pre✔︎が自動的に付いてきます!

  • Global Entry(国際線を頻繁に利用する人向け)
  • NEXUS(アメリカからカナダへ頻繁に移動する人用のプログラム)
  • SENTRI(アメリカからカナダとメキシコへ頻繁に移動する人用のプログラム)

グローバルエントリーを取得すれば、自動的にTSA Pre✔︎も付いて来ます。

条件を満たしていてアメリカにまたはアメリカから頻繁に国際線を利用する方は、グローバルエントリーを取得してTSA Pre✔︎を得るのが一番お得です。

私達は、グローバルエントリーを取得しTSA Pre✔︎を利用しています。

2023年7月から永住権を持たない日本国民も「Global Entry/グローバル・エントリー」の申請が可能になりました

グローバルエントリーのプロセスには4−6ヶ月かかります。

アメリカ国外にほとんど行かずアメリカ国内線での移動が多い場合、TSA Pre✔︎のみを申請した方がすぐに取得できます。

TSA Pre✔︎の申請の仕方

▼TSA Pre✔︎の申請は以下のサイトからできます。

ふたつのオプション
STEP
登録するオプションふたつ【IDEMIAまたはTelos】のどちらか選ぶ

登録センターの数や申請費用・更新費用がそれぞれ違います。

都合が良い登録センターの場所や値段で選んで下さい。

申し込み・予約はオンラインで5分でできます。

STEP
最寄の登録センターの予約をとる

STEP
予約当日

米国のパスポートまたはグリーンカードをお忘れなく!

予約時間10分で指紋採取、書類、写真撮影、支払いまで済ませられるそうです。

STEP
承認

ほとんどの場合3-5日で承認されるようです。

承認されたらKTN(Known Traveler Number)を取得し、航空券を予約する時に番号を追加します。

当日に空港のカウンターで申告しても、搭乗券に〝TSA Pre✔︎〟の文字を印刷してもらえます。

使い方

アメリカ国内または国外に飛行機で移動する場合、必ず保安検査場を通過しなくてはいけません。

アメリカ国内200ヶ所以上の空港の保安検査場前には2つのレーンがあります。

  • 一般のレーン(TSA Pre✔︎を持たない人のレーン)
  • TSA Pre✔︎のレーン

まず搭乗券に〝TSA Pre✔︎〟の表示があるか確認

表示がない場合、当日にTSA Pre✔︎を持っている事を空港のカウンターで申告して、チケットに印刷してもらって下さい。

② 保安検査場前のTSA Pre✔︎のレーンに並ぶ

待ち時間はほぼありません。あっても数分から10分以内です。

③ 通過

ストレスなくスムーズに通過できます♪

クレジットカードの特典を利用し、実質無料で使う

旅行に強いクレジットカードには特典で付いている事があります。

アメリカのAmerican Express Platinum

私達も実際に「アメリカのAmerican Express Platinum」の特典を使い利用しています!

Global Entry、TSA Pre✔︎、CLEARの3つが実質無料です。

他にもたくさんのクレジットカードにTSA Pre✔︎の特典が含まれています。

tsa.govのサイトを参照して下さい。

クレジットカードに特典が付いている場合、そのクレジットカードで支払いをしてください。

後日費用をキャッシュバックしてもらえるので実質無料で使える事になります。

「アメリカのAmerican Express Platinum」は年会費$695ですが、特典を使いGlobal Entry(TSA Pre✔︎)とCLEARを取得するともうすでに$289分になります。

TSA Pre✔︎まとめ

アメリカ国内を頻繁に旅行・出張をする人は、検討する価値があるプログラムです!

TSA Pre✔︎を持っていると、旅行前の保安検査が簡略化されて楽々通過できます。

アメリカにまたはアメリカから国外にも頻繁に旅行・出張をする人は、申請料$100でグローバルエントリーを取得して自動で付いてくるTSA Pre✔︎を得るのが一番お得です。

どちらも旅行前と旅行帰りに役立つ、大変ありがたいプログラムです!

クレジットカードの特典も最大限に活かして、お得に快適な旅行を楽しみましょう♪

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