クロアチア・ドブロブニクは、美しい世界遺産の街として知られていますが、世界的人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』のロケ地としても有名です。
ドブロブニク旧市街は、七王国(しちおうこく)の首都「キングズ・ランディング(King’s Landing)」として数多くのシーンが撮影され、ロブリイェナツ要塞やピレ門、城壁など、街の至るところがドラマに登場します。
私たちも2025年12月下旬に実際にロケ地を巡りましたが、ドラマで見た景色がそのまま目の前に広がり、まるでゲーム・オブ・スローンズの世界に入り込んだような感覚を味わうことができました。
この記事では、ドブロブニク旧市街とロブリイェナツ要塞を中心に、ゲーム・オブ・スローンズの主なロケ地や登場シーンをご紹介します。
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ドブロブニクがゲーム・オブ・スローンズのロケ地に選ばれた理由
ドブロブニクとは

ドブロブニクは、アドリア海に面したクロアチア南部の港町です。
中世の街並みが美しく残ることから、1979年にユネスコ世界遺産に登録されました。
高い城壁や石造りの建物、オレンジ色の屋根が並ぶ景観は中世ヨーロッパの雰囲気が残っており、その美しい街並みが評価され、『ゲーム・オブ・スローンズ』ではキングズ・ランディングのロケ地として採用されました。
シーズン2以降は多くの重要なシーンがドブロブニクで撮影され、現在では世界中からゲーム・オブ・スローンズのファンがロケ地巡りに訪れる人気の観光地となっています。
キングズ・ランディングの舞台となった世界遺産
ドラマに登場するキングズ・ランディングは、七王国の首都として物語の中心となる場所です。
王宮「レッド・キープ」や大聖堂、市場、港町など、多くの重要な舞台が登場しますが、そのほとんどがドブロブニク旧市街で撮影されました。
特に城壁に囲まれた旧市街の景色はCGと組み合わせて使用され、ドラマでは壮大な王都として描かれています。
実際に歩いてみると、ドラマのワンシーンが頭に浮かぶ場所が数多くあり、ゲーム・オブ・スローンズを見たことがある方なら思わずテンションが上がること間違いなしです。
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ドブロブニク旧市街のゲーム・オブ・スローンズロケ地
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ドブロブニク旧市街周辺には数多くのゲーム・オブ・スローンズのロケ地があります。
- ロブリイェナツ要塞|レッド・キープ
- ピレ門|キングズ・ランディングの入口
- 旧市街と城壁|キングズ・ランディング
- ボカール要塞|キングズ・ランディングの城壁
- レクター宮殿|クァースの庭園
- ミンチェタ要塞|不死者の館
- ルペ民族博物館|リトルフィンガーの娼館
- イエズス会階段|サーセイの「贖罪の行進」
- 聖ドミニコ通り|市場や街並み
- プロチェ門|レッド・キープの門
私たちも実際に歩いて巡りましたが、旧市街は徒歩で回れる距離にロケ地が集まっているため、1日あれば主要スポットを十分観光できます。
ここでは、私たちが実際に歩いて観光した代表的なロケ地を紹介します。
ロブリイェナツ要塞|レッド・キープ

ピレ門から徒歩約5分の場所にあるロブリイェナツ要塞(Lovrijenac Fortress)は、ゲーム・オブ・スローンズで王宮「レッド・キープ(Red Keep)」として登場する代表的なロケ地です。

シーズン2・エピソード1
シーズン2では、このレッド・キープのシーンから始まります。その後も数多くのシーンがここで撮影されました。

ロブリイェナツ要塞はCGと組み合わせて使用されています。
夫もジョフリー王と同じ場所に立って記念撮影をしました。
ドラマのシーンを再現しながら写真を撮るのも、ロケ地巡りならではの楽しみ方です。

実際に要塞内を歩いてみると、ドラマで見たアーチや中庭、城壁がそのまま残っており、まるで作品の世界に入り込んだような気分を味わえます。
要塞からはドブロブニク旧市街やアドリア海を一望でき、ロケ地としてだけでなく絶景スポットとしても人気があります。

シーズン2・エピソード6
ロブリイェナツ要塞(写真正面)とボカール要塞(写真左)を望む浜辺では、ジョフリー王やサーセイ、ティリオンらが、サーセイの娘ミアセラ・バラシオンのドーンへの旅立ちを港で見送るシーンが撮影されました。
シーズン2・エピソード9
この場所では、キングズ・ランディングを舞台にした「ブラックウォーター湾の戦い」の壮大な戦闘シーンも撮影されました。

シーズン3・エピソード1
要塞前の石造りの船着場では、シェイがサンサを見守る中、サンサがピーター・ベイリッシュ(リトルフィンガー)と話すシーンが撮影されました。

また、ロブリイェナツ要塞へ続く階段の下にある岩場の小さな部屋も劇中に一瞬登場します。
兵士たちが出入りするシーンに使用されているため、要塞へ向かう際はぜひそこにも注目してみてください。

ピレ門|キングズ・ランディングの入口

ドブロブニク旧市街の西側にあるピレ門(Pile Gate)は、ゲーム・オブ・スローンズでキングズ・ランディングの正門として何度も登場したロケ地です。

門をくぐると、石造りのスロープと階段が続き、その先にもう一つの門があります。

シーズン2・エピソード6
劇中では、ジョフリー王やサンサが市民の暴動に巻き込まれる印象的なシーンが撮影されました。

また、スロープの途中にある小さな出入口も劇中に一瞬登場します。
私たちが訪れた際はゲートが閉まっており、中へ入ることはできませんでした。
ピレ門は、現在も旧市街のメインゲートとして多くの観光客が行き交っており、ゲーム・オブ・スローンズの世界を感じながら城壁内のロケ地巡りを始められるスポットです。
旧市街と城壁|キングズ・ランディング

ドブロブニクの城壁は、ゲーム・オブ・スローンズファンならぜひ歩きたいロケ地のひとつです。
劇中では、キングズ・ランディングを囲む城壁として何度も登場し、王都を見渡すシーンも数多く撮影されました。

城壁に囲まれた旧市街の景色はCGと組み合わせて使用され、ドラマでは壮大な王都キングズ・ランディングとして描かれています。
全長約2kmの城壁ウォークからは、旧市街やアドリア海、ロブリイェナツ要塞などをさまざまな角度から眺めることができます。
私たちも実際に約2時間かけて一周しましたが、何度も立ち止まりながら景色を楽しみました。

ボカール要塞|キングズ・ランディングの城壁

ロブリイェナツ要塞の向かいにあり、ドブロブニクの城壁の一部になっているボカール要塞(Bokar Fortress)も、ゲーム・オブ・スローンズに何度も登場したロケ地です。

シーズン2・エピソード8
劇中では、ティリオンやヴァリスがキングズ・ランディングを見渡しながら会話するシーンなどが撮影されました。

丸みを帯びた特徴的な外観は、ドブロブニクを代表する景色のひとつとしても知られています。
私たちが訪れた2025年12月末はボーカル要塞内に入ることはできませんでしたが、城壁ウォークの途中やロブリイェナツ要塞から、その美しい姿を眺めることができました。
レクター宮殿|クァースの庭園

レクター宮殿(Rector’s Palace)は、シーズン2でデナーリスが滞在した都市クァース(Qarth)の庭園として使用されました。
キングズ・ランディングではありませんが、ゲーム・オブ・スローンズでは印象的なロケ地のひとつです。

シーズン2・エピソード6
劇中では、デナーリスがクァースの有力者たちと会話を交わすシーンなどが撮影されました。
実際に階段を上って庭園を見学でき、劇中と同じようなアングルから写真を撮ることもできます。
歴史的建築としても見応えがあり、現在は博物館として一般公開されています。
ミンチェタ要塞|不死者の館

旧市街で最も高い場所にあるミンチェタ要塞(Minčeta Fortress)は、シーズン2でデナーリスが訪れた「不死者の館(House of the Undying)」のロケ地として登場します。
ミンチェタ要塞は城壁ウォークのルートに含まれているため、城壁を歩きながら見学できます。

シーズン2・エピソード10
劇中では、盗まれたドラゴンを探すデナーリスたちが、不死者の館へたどり着くシーンが撮影されました。
遠くから映る塔や内部はCGや別のロケ地ですが、デナーリスたちが要塞の周囲を歩いて入口を探すシーンは、ミンチェタ要塞で撮影されています。

要塞の頂上からは、オレンジ色の屋根が広がる旧市街やアドリア海を一望でき、ドブロブニクでも屈指の絶景を楽しめます。
ルペ民族博物館|リトルフィンガーの娼館

ルペ民族博物館(The Ethnographic Museum)の建物もロケ地のひとつとして使用されました。

劇中では、外観のみがピーター・ベイリッシュ(リトルフィンガー)の娼館として登場します。
シーズン4・エピソード1
ティリオンとオベリン・マーテルが初めて会うシーンのロケ地として使用されました。
実際の館内は16世紀に建てられた旧穀物倉庫を利用した博物館で、ドブロブニク地方の伝統衣装や生活用品、民俗文化に関する展示を見学できるので、ロケ地巡りとあわせて訪れるのもおすすめです。
イエズス会階段|サーセイの「贖罪の行進」

ドブロブニクで最も有名なロケ地のひとつが、イエズス会階段(Jesuit Stairs)です。

シーズン5・エピソード10
サーセイが裸足で街を歩く「贖罪(しょくざい)の行進(Walk of Shame/Walk of Atonement)」が撮影された場所として知られています。

夫もサーセイと同じ場所に立ち、同じ景色を眺めていました。
劇中の画像と比較すると、手前の建物はそのまま使われていましたが、奥の建物群はCGによって合成されていました。
ドラマを見たことがある方なら、一目見ただけで印象的なシーンを思い出すでしょう。
聖ドミニコ通り|市場や街並み

ドミニコ会修道院近くにある聖ドミニコ通り(St. Dominic Street)は、プロチェ門(Ploče Gate)と旧市街のメインストリート(Stradun)を結ぶ石畳の通りです。
写真は城壁ウォークから撮影したドミニコ会修道院です。
残念ながらロケ地となった通りの写真は撮り忘れてしまいましたが、修道院前には印象的な円形の石階段があり、実際に訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
この通りは、劇中で市場や街並みのシーンが数多く撮影されたロケ地です。
シーズン2・エピソード1、5
ゴールドクロークがロバート王の私生児を殺害するシーンや、ティリオンとブロンが街頭演説を目撃するシーンが撮影されました。
シーズン5・エピソード10
また、サーセイの「贖罪の行進(Walk of Shame)」のルートの一部としても登場します。
プロチェ門|レッド・キープの門

出典:Wikipedia
プロチェ門(Gate of Ploče)は、旧市街を囲む城壁の東側にある、ピレ門に次ぐ第二の主要な入口です。
劇中では、この石橋がレッド・キープの入口として登場します。
シーズン5・エピソード10
「贖罪の行進(Walk of Shame)」の最後では、サーセイがこの橋を渡り、レッド・キープへ戻る印象的なシーンが撮影されました。
ロケ地巡りを楽しむポイント
- ゲーム・オブ・スローンズを見てから訪れるのがおすすめ
- 城壁ウォークとロブリイェナツ要塞はセットで観光
- ドブロブニクパスを利用するとお得
ゲーム・オブ・スローンズを見てから訪れるのがおすすめ
ドラマを見てから訪れると、「ここであのシーンが撮影されたんだ。」という発見が何度もあります。
特に、レッド・キープ、キングズ・ランディング、贖罪の行進などのシーンは印象的なので、復習してから行くとさらに楽しめます。
シーズン2以降、特にシーズン2・エピソード1、6、10では数多くのドブロブニクのロケ地を見ることができます。
帰国後にまた見返すのもおすすめです。
城壁ウォークとロブリイェナツ要塞はセットで観光
ゲーム・オブ・スローンズの世界観を楽しむなら、「城壁ウォーク」と「ロブリイェナツ要塞」この2か所はぜひセットで訪れてください。
城壁ウォークではキングズ・ランディングの城壁を歩く気分を味わえ、ロブリイェナツ要塞ではレッド・キープそのものを見学できます。
私たちも両方訪れましたが、景色も雰囲気も異なり、それぞれ違った魅力がありました。


ドブロブニクパスを利用するとお得
ロブリイェナツ要塞や城壁ウォークを見学するなら、ドブロブニクパスの利用がおすすめです。
私たちもドブロブニクパスを利用しましたが、城壁ウォークやロブリイェナツ要塞、その他複数の博物館を見学したため、個別にチケットを購入するよりお得でした。

個人で巡る?それともロケ地ツアーがおすすめ?
ドブロブニク旧市街周辺のロケ地は徒歩で巡ることができるため、1日あれば主要なロケ地を十分に回れます。
私たちも実際に徒歩で巡りましたが、ドラマの世界を感じながら世界遺産の美しい街並みも満喫でき、とても充実した時間を過ごせました。
ロケ地巡りは個人でも十分楽しめます。各スポットは徒歩圏内にあるため、自分のペースで写真を撮りながらゆっくり巡りたい方におすすめです。
一方で、
- 撮影秘話や制作の裏話を知りたい
- 登場シーンを詳しく解説してほしい
- 効率よくロケ地を巡りたい
- ドブロブニク郊外のロケ地も巡りたい
という方は、ゲーム・オブ・スローンズのロケ地ツアーに参加するのがおすすめです。
ガイドが撮影場所やドラマのエピソードを詳しく解説してくれるため、作品の世界をより深く楽しめます。
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まとめ|ゲーム・オブ・スローンズファンなら一度は訪れたい聖地
ドブロブニク旧市街とロブリイェナツ要塞は、ゲーム・オブ・スローンズの世界を実際に体感できる貴重なロケ地です。
キングズ・ランディングやレッド・キープとして登場した街並みは、ドラマそのままの雰囲気が残っており、歩いているだけでも作品の世界に入り込んだような気分を味わえます。
私たちも実際にロケ地を巡り、テンションが上がりました。帰国してからは、また最初からゲーム・オブ・スローンズを見返しています。
もちろん、ゲーム・オブ・スローンズを見たことがない方でも、中世の街並みや歴史ある要塞、美しいアドリア海の景色を満喫できるため、ドブロブニクを訪れたらぜひ足を運んでほしいスポットです。
ロケ地巡りを予定している方は、城壁ウォークやロブリイェナツ要塞、ドブロブニクパスの記事もあわせて参考にしながら、ロケ地巡りを楽しんでみてください。
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