ヨルダン旅行で人気の観光地といえばペトラ遺跡やワディ・ラムですが、アンマン近郊にも魅力的なスポットがあります。そのひとつが「モザイクの町:マダバ」です。
私たちはアンマンから出発し、死海へ向かう途中でマダバに立ち寄りました。
比較的距離も近いので、無理なく効率よく観光できるルートです。
この記事では、マダバへのアクセス方法、観光の見どころ、効率的な回り方について詳しくご紹介します。
モザイクの町「マダバ」とは
マダバの基本情報

マダバはアンマンの南に位置する歴史ある町で、「モザイクの町」として知られています。
コンパクトな町で主要スポットが近くにまとまっているので、短時間でも効率よく観光できるのが魅力です。
モザイク工房やショップが多くあり、伝統的な技法で作られた作品を見ることもできます。
徒歩で気軽に散策しながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
マダバ(Madaba)
アンマンからマダバの所要時間とルート

アンマンからマダバまでは約30〜35kmあり、車で約40分程度です。
距離が近いので、アンマンからの日帰り観光には最適です。
マダバへのアクセス方法
レンタカー
レンタカーでの移動が最もスムーズです。
他の観光地との組み合わせも自由自在です。

Uberやタクシー
都市部では利用しやすく、短距離の移動に便利です。
クレジットカードが使え、アプリ上で手続きが完結するため、とても使いやすいサービスです。
登録にはSMS認証が必要なので事前にダウンロードして登録を済ませておきましょう。
\初回と2回目の移動が50%オフ!/
ツアー
ツアーは、移動の負担を減らしながら効率よく観光できるのが大きなメリットです。
\安心・格安ツアーを探すなら/
- 世界中の現地ツアーを事前予約できる
- 日本語対応ページもあり
- 24時間前迄キャンセル無料のツアー多数
- 実際に参加した人の口コミが豊富
マダバ観光の見どころ|効率的な回り方
▼左上の四角をクリックするとリストが出ます。
- 聖ジョージ教会とマダバ地図
- マダバ考古学項公園1
- 聖ヨハネ洗礼者ローマ・カトリック教会
- マダバ考古学博物館
- 使徒教会
2025年11月下旬に行った時の体験談をもとにご紹介します。
私たちはこの日ホテルで朝食を食べ、マダバ観光、死海で浮遊体験をして、アンマンのホテルに戻り16時にチェックアウトしました。
①から順番に回ると効率が良いです。時間がない場合は、①②③または①②だけでも十分だと思います。
①聖ジョージ教会とマダバ地図

聖ジョージ教会は、1894年から1897年にかけて建てられたギリシャ正教の教会です。
マダバ観光のハイライトは、聖ジョージ教会にあるモザイク地図です。
この教会は、「Church of the Map」とも呼ばれています。

床にあるモザイクは、1896年9月末から10月初めにかけて、建設作業中に瓦礫を取り除いていた際に発見されました。
6世紀のビザンチン時代に作られた「マダバ地図」と呼ばれるモザイクで、現存する中でも最も古い聖地地図のひとつとされています。
▼写真をクリックすると拡大できます。

マダバ地図の複写と説明書きです。

特にエルサレムや周辺地域が描かれており、当時の地理を知るうえで非常に貴重な資料とされています。
聖ジョージ教会(St George’s Greek Orthodox Church)
営業時間:月火水木土 8時〜17時半、金 9時半〜17時、日 10時半〜17時
入場料:1JD(ヨルダンパスに含まれていない)
②マダバ考古学公園1

この公園は、遺跡保存施設で、ビザンチン時代やローマ時代の遺構やモザイクを見ることができる場所です。
遺跡を保護するために屋根付きの施設として整備されており、屋内のような空間で見学できるのが特徴です。

受付にいた方に連れられ、こっち来てと言われ少し強引な流れでツアーが始まりました。
ここはこういうシステムなのかな?と思い、説明を聞きました。
マカエルスのモザイクは、ヨルダンで発見された最古のモザイクで、紀元前1世紀末のものとされています。
▼クリックすると拡大できます。


左は、マダバのカサル家の住宅の下から、偶然発見された「季節の間」の断片。
右は、マーインのアクロポリス教会の境界部分に描かれた都市のモザイクの断片。

聖母マリア教会では、幾何学模様や花の装飾が施された精巧なモザイクを見ることができ、保存状態も良く見ごたえがあります。


こちらは、聖母マリア教会の前室の床下から発見されたモザイクです。
6世紀の邸宅に残るもので、ギリシャ神話「ヒッポリュトス」を描いた珍しい作品とされています。
もともとはローマ時代の神殿の上に建てられ、その後さらに教会によって覆われたという、複雑な歴史を持っています。

教会内部には人物を含む精巧な幾何学模様が描かれていましたが、後の偶像破壊運動(イコノクラスム)によって一部が損なわれています。

最後に水でモザイクを濡らして、色が鮮やかになったところを見せてくれました。
ツアー終了後にはもれなく、強い目力でチップちょうだいと言われました笑
マダバ考古学公園1(Madaba Archaeological Park)
営業時間:日 – 木 8時〜18時、金土 9時〜17時
入場料:3JDでマダバ考古学博物館と使徒教会にも入れる(ヨルダンパスに含まれている)
③聖ヨハネ教会

この教会の展望台からはマダバの街を一望できるほか、地下に残る遺構も見学することができます。

シンプルで落ち着いた雰囲気の教会です。

聖ジョージ教会に比べて観光客が少なく、落ち着いて楽しめる穴場スポットです。

地下に残る古い井戸は、約3,000年前のもので、アクロポリスに居住していた人々が使用していたそうです。

教会のベルタワーの上には展望台があり、そこへは古びた階段を上っていきます。

展望台の様子はこんな感じでした。外にもスペースがありますが、怖かったので、外には出ませんでした。

マダバ周辺で最も高い場所のひとつで、マダバの街やその周辺を一望することができます。
聖ヨハネ教会(St. John the Baptist Roman Catholic Church)
営業時間:8時〜18時
入場料:1.5JD(ヨルダンパスに含まれていない)
④マダバ考古学博物館

マダバの歴史や文化を紹介する博物館で、古代からビザンチン時代にかけての遺物が展示されています。
大規模な博物館ではありませんが、その分コンパクトで見やすく、マダバの歴史をざっと理解するにはちょうど良いと感じました。
時間に余裕があれば立ち寄る価値のあるスポットです。

バッカスの行列のモザイクは、6世紀の邸宅を飾っていた作品で、酒の神に仕える人物たち(中央)が描かれています。
動きのある人物表現や、動物や植物の装飾が印象的なモザイクです。

館内には、さまざまな時代の出土品に加え、衣装や装飾品、武器、カーペットなどが展示されています。
マダバ考古学博物館(Madaba Archaeological Museum)
営業時間:9時〜17時
定休日:土日
入場料:3JDでマダバ考古学公園1と使徒教会にも入れる(ヨルダンパスに含まれている)
⑤使徒教会

使徒教会は1902年に発見された6世紀の教会で、美しいモザイクが残ることで知られています。
時間に余裕があれば立ち寄る価値のあるスポットです。

教会は屋根付きの施設で保護されており、中央には大きなモザイクが広がっています。
横に観光用の通路があるので、ぐるっと回ってモザイクを鑑賞することができます。

このモザイク床は保存状態が良く、偶像破壊の影響も受けていないため、マダバでも特に美しく見ごたえのある作品のひとつとされています。
中央には円形のデザインがあり中には「海」を表す人物が描かれ、周囲には鳥や植物、動物などが細かく表現されています。
使徒教会(Apostles Church)
営業時間:8時〜20時
入場料:3JDでマダバ考古学公園1とマダバ考古学博物館にも入れる(ヨルダンパスに含まれている)
マダバ観光の注意点
- マダバ観光の所要時間は、約1〜2時間あれば十分
- 他の観光地と組み合わせるのがおすすめ
主要スポットが近くにまとまっているため、短時間でも満足度の高い観光が可能です。
規模は大きくないため、長時間滞在する必要はありません。そして他の観光地と組み合わせるのがおすすめです!
私たちはこの後、死海に行き浮遊体験をしました。
まとめ|マダバは日帰りで気軽に楽しめる穴場スポット
マダバは、アンマンから日帰りで気軽に訪れることができる魅力的な観光地です。
ペトラやワディ・ラムのような大規模な観光地とは異なり、短時間で歴史や文化に触れることができるのが魅力です。
実際に訪れてみて、コンパクトながらも見どころが詰まった、満足度の高い場所だと感じました。
ヨルダン旅行を計画している方は、ぜひマダバも旅程に組み込んでみてください。
他におすすめの記事
- ヨルダン旅行前に知っておきたいこと|ビザ・お金・服装・持ち物・移動・治安完全ガイド
- 【ヨルダン旅行】アンマンから日帰りでペトラ遺跡観光|アクセス・見どころ・所要時間ガイド
- 【ヨルダン旅行】アンマンから日帰りでワディ・ラム砂漠観光|アクセス・所要時間・見どころガイド
- 【ヨルダン】レンタカーで行くアジュルン城(Ajloun Castle)観光|見どころ・アクセス方法
- 【ヨルダン】ジェラシュ遺跡観光|アンマンからレンタカーで行く見どころとアクセス
- 【ヨルダン】アンマン観光ガイド|シタデルとローマ劇場の見どころ・アクセス・回り方
- 【ヨルダン】フォーシーズンズ アンマン宿泊記|部屋・朝食・立地を正直レビュー
- 【ヨルダングルメ】アンマン観光でおすすめのレストラン3選|実際に美味しかった店と料理を紹介
- British Airwaysビジネスクラス搭乗記|座席・機内食・アメニティレビュー
- 大エジプト博物館(GEM)ついに開館!チケットの取り方・見どころ徹底ガイド
- 【体験談】ギザのピラミッド観光は送迎付きツアーがおすすめ|見どころと注意点まとめ

