ポルトガル第2の都市ポルトを訪れたら、一度は体験してみたいのが、ポルトガルを代表するポートワインの試飲ツアーです。
ポルト観光では、ドウロ川対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区に数多くのワインセラーが並んでおり、見学ツアーや試飲を楽しむことができます。
今回私たちは、人気ワイナリーのひとつである「CALEM(カレム)」のポートワインツアーに参加しました。
この記事では、CALEMのポートワインツアーの内容や見どころ、予約方法などを詳しくご紹介します。
CALEMとは?
基本情報

CALEM(カレム)は1859年創業の老舗ポートワインブランドです。
ドウロ川沿いのヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区にワインセラーを構え、ポルトを代表するポートワインメーカーのひとつとして知られています。
リベイラ地区からドン・ルイス1世橋を渡ってアクセスできるため、ポルト旧市街観光とあわせて訪れるのがおすすめです。
CALEMのポートワインツアーの種類
▼画像をクリックすると拡大できます。

※写真は2025年12月に訪れた際に撮影したものです。
- CLASSIC €20
- PREMIUM €22
- EXCLUSIVE €25
- TAWNY €30
- CHOCOLATE TASTING €35
- CHOCOLATE & CHEESE TASTING €45
ツアーは複数の種類が用意されており、試飲できるポートワインの種類や本数、ワインのグレードによって料金が異なります。
ポートワインの試飲に加え、チョコレートやチーズとのペアリングを楽しめるツアーも用意されていました。
時間ごとにポルトガル語、英語、スペイン語、フランス語のツアーが開催されており、参加者はガイドの説明を聞きながら館内を見学します。
ワイン好きの方はもちろん、ポートワインをより深く味わいたい方にもおすすめです。
ツアー内容や料金は変更される場合があるため、予約前に公式サイトや予約サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
CALEMのツアーの予約方法
空きがあれば当日でも現地で申し込むことができますが、人気の時間帯は満席になることもあります。
特に夏休みや年末年始などの観光シーズンは、公式サイトやKlookなどで事前に予約しておくと安心です。
私たちは予約なしで参加できましたが、希望の日時に確実に参加したい方は事前予約をおすすめします。
日本語で予約したい場合は、Klookを利用すると簡単に予約できます。
CALEMポートワインツアーの流れ&体験談
- 受付でチェックイン
- ポートワインの製造方法を学ぶ
- 歴史あるワイン樽が並ぶ貯蔵庫
- ポートワイン試飲を体験
- ワインショップでお土産探し
2025年12月末に実際に訪れた際の様子とあわせて、CALEMポートワインツアーの流れをご紹介します。
受付でチェックイン


ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区には数多くのワイナリーが並んでいます。
初めてのポートワインツアーだったため、どのワイナリーに行こうか迷いましたが、今回は一軒だけ訪れる予定だったので、アクセスの良さと歴史のあるワイナリーであることを重視して選びました。
その中で、ドン・ルイス1世橋から徒歩でアクセスしやすく、老舗ワイナリーとして知られるCALEMを訪れることにしました。
事前予約はしていませんでしたが、受付で確認したところ、ちょうど15分後に英語ガイドツアーが始まるとのことで、その回に参加することができました。
いくつかあるツアープランの中から、ガイドツアー+3種類のポートワインを試飲できる「PREMIUM(€22)」を選びました。※2025年12月時点の料金です。
ポートワインの歴史を学ぶ

ツアー開始までの間は、模型や展示が並ぶエリアで自由に見学しながら待つことができました。
私たちは出発時間の少し前に到着し、約15分ほど展示を見ながら過ごしました。
時間になるとツアーがスタート。この日は3家族、合計8名ほどで見学しました。
ツアーの前半では、ポートワインの歴史や製造工程について学びます。
まずガイドから、写真や展示を使いながら、ポートワインとドウロ渓谷の深い関わりについて説明がありました。
1756年、ドウロ地方は世界で初めて原産地が正式に定められたワイン産地となったそうです。
長い歴史を持つブドウ栽培とワイン造りの文化は高く評価され、2001年にはドウロ渓谷の広い地域がユネスコ世界遺産に登録されています。

展示エリアには100年以上前に造られた貴重なワインも展示されており、ポートワインの長い歴史を感じることができました。
ポートワインとは?色や種類の違いを学べる展示

ポートワインとは、発酵途中にブランデーを加えて造られるポルトガル伝統の酒精強化(しゅせいきょうか)ワインです。
アルコール度数は一般的なワインより高く、甘みがあるのが特徴です。
ポートワインの種類ごとの色の違いが分かる展示もありました。
ホワイトポートは白ブドウから造られ、淡い黄金色をしています。ルビーポートは鮮やかな赤色で、トウニーポートは長期間熟成されることで、琥珀色に近い茶色へと変化します。
展示では、熟成期間によってポートワインの色が少しずつ変化していく様子を一目で見ることができました。
歴史あるワイン樽が並ぶ貯蔵庫

次に訪れたのは、大きなワイン樽が並ぶ貯蔵庫です。
写真中央の巨大な樽は約74,000本分のポートワインを貯蔵できるそうです。

薄暗い貯蔵庫にはさまざまな大きさの樽が並び、ポートワインが長い年月をかけて熟成されていく様子を想像することができました。
歴史あるワインセラーならではの雰囲気がありました。
ポートワイン試飲を体験

見学の最後には試飲スペースへ移動します。


私たちが参加したツアーでは、ガイドの説明を聞きながら下記の3種類のポートワインを試飲しました。
- Fine White(ホワイトポート)
- Late Bottled Vintage(LBV)
- 10 Years Old Tawny(10年熟成トウニー)
ワインには詳しくありませんが、種類によって色や香り、甘さが大きく異なり、飲み比べを楽しむことができました。
ホワイトポートは軽やかで爽やか、LBVはしっかりとした味わい、10年熟成のトウニーポートはまろやかで飲みやすい印象でした。
同じポートワインでもそれぞれ個性があり、違いを体験できたのもツアーの魅力のひとつです。
試飲後は解散となり、残ったワインをゆっくり味わいながら楽しみました。
ワインショップでお土産探し

試飲後はショップを見学しました。
店内にはCALEMのポートワインはもちろん、限定商品やお土産向けの商品も並んでいます。

ワイン以外にも、栓抜きやワインボトルカバーなどのワイングッズ、チョコレートやジャムなどワインと一緒に楽しめる商品も販売されていました。
私たちは冬でも手荷物のみで旅行しているので、残念ながらワインは買えませんでした。結局今回は何も買わずに終了。

ショップを出る頃には、すっかり日が暮れていました。
ツアーの所要時間は約1時間で、受付からショップ見学まで含めると約1時間半ほどの滞在でした。
ポートワインの歴史や製造工程を学びながら試飲も楽しめる、ポルトならではの体験ができて大満足でした。
CALEMのポートワインツアーまとめ
老舗CALEMのポートワインツアーは、ポートワインの歴史や製造工程を学びながら試飲まで楽しめる人気の観光体験です。
ワインセラーの見学、巨大なワイン樽、試飲体験など、ポルトならではの魅力を味わうことができます。ワイン初心者でも分かりやすい内容でした。
初めてポルトを訪れる方にも参加しやすく、ポルト観光の思い出づくりにもおすすめです。
ポートワインに興味がある方は、ぜひCALEMのツアーをチェックしてみてください。
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